【解剖学に基づいたメソッド】猫背の改善にも!背中のぜい肉を「伸ばして」そぎ落とすヨガトレ
「ヨガをやってもやせない、ボディメイクできない」という人、必見!解剖学に基づいた「美筋ヨガ」で、普段意識してない筋肉を鍛えれば、体は確実に変わります。
アウターを休ませインナーを鍛え、しなやかボディに
「美筋ヨガ」とは、「ほぐす、伸ばす、鍛える」という3ステップを基本にしたヨガのこと。解剖学に基づいていて、正しい動きを行 えば、確実にボディメイクの効果が期待できます。
「毎日の習慣や体の癖などで、普段使う筋肉はアウターに偏りがち。この美筋ヨガでは、いつもは働いていないインナーの筋肉にアプローチすることで全身のバランスを整え、体を正しい形にリセットします」と廣田先生。そのため、美筋ヨガではまず、硬くなった筋肉に張りついた筋膜をリリースし、動かしやすくするところからスタートします。「深層の筋肉を鍛えるので、ムキムキに肥大することはありません。だから、気になる部分はしっかり引き締めながらも、しなやかなボディをつくることができるんです」
大事なのは、今どの筋肉を使っているか意識すること。早速、美ボディ目指して挑戦しましょう!
頭の位置を戻し胸を開いて、肩甲骨を正しい位置に
前屈みの姿勢を続けると肩が巻き込み、頭が前に出てしまいます。胸まわりも硬くなって背中が曲がり、肩甲骨も開きます。すると、背中の筋肉が弱って脂肪がつきやすい状態に。まずは「頭」「胸」「肩甲骨」をリセット。
丸まった胸を開きやすくする
猫の背伸ばし
背中の上部、肩甲骨まわりや胸椎の硬さをほぐしましょう。背筋を真っすぐに伸ばしやすくなります。
両膝をつき、両手を前へ滑らせるようにして胸を床に近づける。両手は前方で組む。膝とお尻を床に垂直にすると、上半身に負担をか けず背筋を伸ばしやすい。目線は床へ。
Wのポーズ
ほぐした筋肉を動かし、肩甲骨を正しい位置に調整。胸を開きやすいポジションをつくります。
あぐらなど楽な姿勢で座り、息を吸いながら両手を上げる。呼吸するとき、両肩が上がらないように注意。目線は真っすぐ前へ向ける。
息を吐くとともに、Wの文字を描くように肘を下げる。肩甲骨は軽く寄せる。しっかり胸を張り、肩と耳の距離を遠ざけるように。
NG
肩甲骨を寄せすぎて、肩が上がらないように気を付けて。首は長くキープしたまま行おう。
衣装協力/B-Home(アンティカ www.antiqua.co.jp)
教えてくれたのは...廣田なお先生
ヨガインストラクター。美筋ヨガインストラクター。「ほぐす+伸ばす+鍛える」を組み合わせた「美筋ヨガ」は、しなやかなボディを目指す女性に大好評。「美筋ヨガ」オンラインサロン主宰。TVや雑誌、ラジオにも多数出演する。
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