「後ろで手が組めた!」アンジャッシュ児嶋もびっくり!体が硬くても柔軟性が上がる3ステップ練習法
メンズヨガの人気も高まる昨今、ヨガ愛好者のアンジャッシュ・児嶋一哉さんが、男を上げるヨガメソッドをマスターしていく好評連載。完成度を高める極意を男性講師陣に教わり、ヨガの楽しさを新発見していきます!
今回のテーマ「ムリなく柔軟性を高めるポーズは?」
もともと体が硬いのが悩みのひとつ。そんな僕でもムリなく柔軟性を高められるように、今回は手を後ろで組んで、体側を伸ばすバッタパールシュヴァコーナーサナに初挑戦。これまでは腕力でマスターするポーズが多かったけど、後ろで手なんて掴めるのか……!?
バッタパールシュヴァコーナーサナ
レッスンスタート!
まずは筋膜ほぐしから…
イデ~‼泣
まだまだ行きますよ!次はふくらはぎ
うぐぬぬ…でも…
ラクに座れるようになった!
では胸・肩開いて~
今は指先がつくくらい
いざ!
バッタパールシュヴァコーナーサナ
指先が握れるようになった!
硬い筋肉をほぐすため、まずは筋膜リリースから。内腿ではなく、実は太腿の外側をほぐすと脚の開きやすさが倍増。そこで腿の外側を上から下までブロックでほぐすとあまりの痛さに悲鳴をあげる児嶋さん。「じっくり圧をかけると筋膜が滑らかになり、即効性が高まります」と先生。続いてすねを重ねて正座をし、痛みに耐えながらふくらはぎもほぐすと、姿勢を正すのが驚くほど快適に。次に肩をさまざまな方向に動かして肩と胸をほぐし、いざ完成形へ。最初は指先が少しタッチする程度でしたが、最後は指先をしっかり掴めるように!
成功のカギは?
(1)太腿の外側をほぐす
(2)胸をぐっと引き上げる
(3)肩や胸まわりを柔軟
両脚をしっかり開くために太腿の外側、股関節の外旋筋をリリース!あとは後ろで両手を掴めるように肩まわりをほぐし、胸をしっかり開いて上向きに引き上げましょう!
筋肉のつながりを実感!脚ほぐしは腰痛改善にも
今回は柔軟性を高めるレッスンですが、鈴木先生曰く腰痛の改善にも効果があるそう!
「腿の外側やふくらはぎは、腰や背中まで筋肉がつながっているので、脚をほぐすと腰痛も和らぐんです。体は本来、頑張らなくても柔軟なんですが、滞りや過緊張によってこわばりが生まれる。本来の柔軟性を取り戻せば不調は改善するんですよ」
児嶋さんもレッスンの即効性を感じて感動!
「ほぐせばほぐすほど可動域が広がるし、腰痛解消にもつながるってすごい!今日のワークはどれも効果を実感したので、日々の習慣にしていきます!」
今回のヨガの感想は?
背面で合掌はできるけど、このポーズは無理っしょと思ったら、手がどんどん近づいて最後にしっかり掴めたときは感動~。脚のリリースは痛すぎて悶絶したけど(笑)ほぐれれば痛くなくなるって聞いたので、脚ほぐしや肩まわしはテレビを観ながらでも、こまめにやりたいですね!
教えてくれたのは…鈴木修一郎先生
「ヨガハウス秦野」代表。UTLヨガインストラクター。「アンダーザライトヨガスクール」では通常のヨガクラスのほかに、古典ヨガや解剖学なども担当。ルネサンススポーツクラブのヨガソフト開発メンバー。
児嶋一哉さん
1972年生まれ。俳優業でも高い評価を受ける。現在は、YouTubeチャンネル「児嶋だよ!」も配信中。2008年にヨガを始め、2016年に本誌主催アワードで「ベスト・オブ・ヨギ」受賞。新刊『おっさんずヨガ』が好評発売中。
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