19年に及ぶ「人生の暗闇」から学んだこととは|陰陽ヨガの提唱者ジャネット・ラウ インタビュー

SHOKO MATSUHASHI

19年に及ぶ「人生の暗闇」から学んだこととは|陰陽ヨガの提唱者ジャネット・ラウ インタビュー

――この度、二冊目の著書『THE DARKNESS&LIGHT OF LIFE』を香港で出版されました。こちらはどのような内容になっていますか?

ジャネットラウインタビュー
二冊目の著書『人生黒白(THE DARKNESS&LIGHT OF LIFE)』

ジャネット:人生の影と光をテーマに、私自身の経験をもとにしたショートストーリーを綴っています。最初のパートは感情について、次のパートは信念について、そして最後は愛について、お話ししています。

――光と影にフォーカスした理由は?

ジャネット:スピリチュアル系の本って、何故かポジティブな内容ばかりでしょう? 多くの人はダークなことでモヤモヤしているから本を探しているのに、ギャップが激しいと感じていました。

ジャネットラウ
(Photo by SHOKO MATSUHASHI)

また、ポジティブな話に触れると、ネガティブな自分への嫌悪感を増長させてしまいます。でも、ネガティブなときに、その感情を抑制したり否定したりしても何の解決にもなりません。私自身19年間、鬱を抱えていましたが、人生の暗闇からさまざまなことを学びました。そして人生の光からは、自分自身や世界を信じる心を教わりました。

よい人生は、自分の影の部分を認めることからスタートします。自分に自信が持てず、葛藤する多くの人にとって、この本が人生の光に向かっていくためのツールになってほしいと願っています。

――何度も来日されていますが、日本の生徒さんを見て特別に思うところはありますか?

ジャネット:そうですね……日本では特に、多くの人が「社会的な自分の役割り」というものに縛られ、その役割をうまくこなすことに注力しすぎているように感じます。

誰に対してもいい人であり続け、社会に求められる役割をこなしながら、本来の自分自身でいるのはとても困難です。何故なら自分に素直になると、大抵の人は社会的な役割にそぐわなくなり、そこに葛藤が生まれ、結局、自分をおし殺すことになるからです。

私たちは、「これが正しくてこれが間違っている」とか「これはするべきではない」と社会の目を通してジャッジを下しがちです。でも本当は、自分で思ったこと感じたことが、常に自分にとっての正しいことである、と知ることが大切だと思います。

ジャネットラウ
(Photo by SHOKO MATSUHASHI)

日本人に限らず、世の中の人々は皆、ハッピーでありたいし、ハッピーであるために自分も変わりたい、と感じているのではないでしょうか。実際、私のクラスにくる生徒さんは、内面の潤いや栄養を求める人がとても多いのです。これからも、自分のことをよく知りたいと考えている人たち、もう少し自分に優しくしてあげたいという方たちに、ヨガを伝えていきたいと思っています。今年は日本のヨガフェスタでクラスを持つ予定です。皆さんも是非、参加してくださいね!

 

 

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Photos by Shoko Matsuhashi
Text by Kyoko Nagashima(Lush!)

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