禅✕陰ヨガ✕マインドフルネス!? 香港発「陰陽ヨガ」の魅力
今この瞬間に全力で意識を向ける「マインドフルネス」や陰ヨガ、禅の教えなどを取り入れた新しいスタイルのヨガがアメリカを中心に人気を集めている。どんなスタイルなのか?創始者に魅力と特徴を取材した。
オンラインマガジンLIFESTYLE ASIAの「香港のベストヨガティーチャー2014」でTOP5位にランクインするなど、アジアで最もホットなヨガインストラクターの一人、ジャネット・ラウ氏が提唱するスタイル。ヴィンヤサヨガをベースに、心身の状態やニーズにあわせて陰ヨガや禅の教えを取り入れた、バランスを整えるメソッドに定評がある。またヨガの動きに、アメリカで話題の『今』に全力を傾けて味わう「マインドフルネス」を用いるところも魅力。
特徴1.ポーズのアラインメントを追求しない
アラインメントの正しさを追求せず、ポーズをとる中で自分にとって何が心地良く適切なのかを探りながら自由に動いていくというスタイル。陰ヨガの師ポール・グリリーから学び、「今、自分の体にとっていいことは、1時間後にはそうではないかもしれない」と悟ったと語る、ジャネット氏らしい考え方。
特徴2.陰 (静) と陽(動) のバランスを重視
陽的要素の強いヴィンヤサのプラクティスと陰的要素の強い陰ヨガのプラクティスが融合したメソッド。どちらか一方ではなく、「自分の心身が足りないものを補うようにバランスを決める」とし、心身の状態にあわせて、調合するように陰と陽を組み合わせてシークエンスを組み立てていく。
特徴3.ヨガ×マインドフルネスの相乗効果
アメリカでも話題の『マインドフルネス(=今この瞬間に全力で意識を向ける)』を用いるのも特徴の一つ。「ポーズの練習だけでは充足感を得られず、マインドフルネスを取り入れて、初めて調和の取れた幸せな状態を見出した」と語るジャネット氏。陰と陽をつなげて、相乗効果を深める効果が期待できる。
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