禅✕陰ヨガ✕マインドフルネス!? 香港発「陰陽ヨガ」の魅力
陰ヨガのほか、禅や瞑想についても深く学び、独自のスタイルを生み出したジャネット・ラウ。彼女に、陰陽ヨガの魅力について聞いてみた。
ジャネット・ラウ プロフィール
香港在住中華系カナダ人。陰ヨガをポール・グリリーから、禅と瞑想をティック・ナット・ハンから学ぶ。執筆・チャリティ活動など活動は多岐にわたる。2014年、香港、中国、台湾で著書『Living with Yoga & Mindfulness』を刊行。またプレゼン動画「TEDx九龍」でマインドフルネスに関する講演を行うなど、アジアメディアからの注目も高い。
Q.マインドフルネスを用いた「陰陽ヨガ」を提唱し始めたきっかけとは
「わたしの流派は、ヴィンヤサがもとになっています。ヴィンヤサヨガを長年続けた結果、自分の性格がきつくなっていることに気がつきました。その後、禅や陰ヨガを深く学び、陰という感覚も取り入れて練習を行う必要性を感じ、現在のスタイルを確立しました」(ジャネット・ラウ氏)
Q.とくに実践してみてほしいのはどんな人?
「自分の状態に責任を持ちたい人すべてに。責任というのは、健康管理など肉体的なことだけでなく、感情をコントロールして家族など周囲の人間関係を良好に保つ、といった深い意味です。年齢やヨガの経験は重要ではありません」(ジャネット・ラウ氏)
Q.これまでに行ったクラスやWSでの生徒さんの反応で、印象的なことは?
「死や老化を強く恐れている生徒さんがいましたが、マインドフルネスの実践によって考え方が変わり、老いに対する恐怖が薄れ、『今』を受け入れることができるように。気持ちが安定し、落ち着いた精神を保つ効果があると感じます」(ジャネット・ラウ氏)
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