SNSは実はメンタルに良い?SNSとポジティブに付き合っていく方法
「SNS=メンタルヘルスに"悪い"」とイメージしていませんか?最近の研究によるとSNSはメンタルに良いということも分かってきているそう。今回は、SNSからポジティブなエネルギーをもらっていると豪語する筆者がメンタルやウェルビーイングにポジティブな影響を与えるSNSの使い方や向き合い方をご紹介します。
SNSの利用がメンタルヘルスに良い?
ステイホームや在宅ワークの影響もあり、SNSをチェックする機会が増えたという方もいるかもしれません。SNSに触れる時間が増えてくると気になるのが、メンタルヘルスへの影響。よく「SNSは健康に悪影響だ!」と言われますが、実は必ずしもそうであるとは限らないかもしれません。
Harvard T.H. Chan School of Public Health・Lee Kum Sheung Center for Health and Happinessの研究者であるMesfin Awoke Bekalu氏が行った研究によると、ソーシャルメディアはメンタルヘルスやウェルビーイングにポジティブな影響を与える可能性があるという示唆されています。
この研究で強調されているのは、SNSの使い方や向き合い方がマインドフルネスなものであれば、日常的な使用はそれ自体が問題ではないかもしれなく、むしろ有益なことかもしれないということ。
つまり使い方を間違えなければ、SNSは良い私たちの暮らしを幾分も楽しく、快適にしてくれるツールになりえるということです。
筆者も普段からSNSは”マインドフルネス”によくSNSを利用しポジティブなエネルギーをたくさんもらっています。では、筆者がどのようなことを意識してSNSを利用しているかご紹介します。
SNSをマインドフルネスに使う方法
1. 比べない
SNSは人と比べるものではないと筆者は考えています。
例えばSNSで「私はこんなに幸せなの!」と投稿している人がいると「素敵だな…」と思う反面、「私なんて…」と感じてしまう人もいるかもしれません。何を隠そう以前の筆者がそうでした。
特に「育児が楽しい!」と言ったり、毎日手の込んだ離乳食を作っているママなどと比べては、「なんて自分はダメなママなんだ」と思ったことも多々あります。
けれど、””他の人は他の人”。そして、”私は私”です。他人にできることが、自分にできることとは限りません。
また、SNSは素敵な部分だけを切り取っていることも多くあります。私が大変はことがあるように誰にでも大変なことはあり、その大変な部分をSNSで公開する人は少数派。
もし、どうしても比べてしまっている自分に気づいたら、アカウントをアンフォローしたり非表示にして下さい。
2. ポジティブな出会いに気づく
筆者がSNSの一番すごいと思うのは、たくさんの出会いがあること。
SNSでは、普段の日常では出会うことができない人とたくさん繋がりを持つことができます。もちろん有名な人と繋がれることもできますし、無名で自分の知らない色々な知識や経験を共有してくれる人もいます。
筆者は、SNSを通して世の中の流れを知ることもありますし、普通に暮らしていたら絶対に出会えない人だけど共通の興味や趣味を通して仲良くなったという人もいます。
3. 一つの情報に惑わされない
誰もが何らかのSNSを利用している時代です。また自由に色々な発言ができる場でもあります。信憑性にかけるよう情報もたくさん出回っています。本当に必要な情報を手に入れるときは、情報を取捨選択できるようにしたいですよね。
筆者は情報は狩りにいくものと考えているので、本当に知りたいこと、学びたいことは一つの情報だけを信じるようにはしていません。SNSで見て気になった情報は、その後自分でインターネットで調べたり本で勉強するようにしています。
4. SNSばかりしない
SNSばかりしないことは最もシンプルで重要なこと。スキさえあれば(もしくはそんなスキさえないはずなのに)SNSを見ているという人も少なくありません。
心当たりのある方はまずはスマホ機能を使って一日自分がどれくらいSNSに時間を費やしているか知って時間制限してはいかがでしょうか。
SNSを上手く活用しよう!
コロナ禍もあり、物理的な距離があっても心の距離は決して離れることのない「繋がり」を保ってくれたのもSNSです。是非、上手にSNSを活用していくように心がけて下さいね。
ライター/桑子麻衣子
シンガポール在住8年のライター/Webクリエイター/ヨガインストラクター(全米ヨガアライアンスRYT200保持)。3歳の娘Emmaと夫と3人暮らし。妊娠、出産、育児を経験しヨガを深めたいとインスタクターの資格を取得。Webメディアを中心に記事を執筆しながら、人にも地球にも優しいサステナブル(持続可能)な暮らしの実践を目指すウェブメディア「House of Emma」を運営。ヨガの教えに基づいた「誰でもどこでもできる」をキーワードに、それぞれの暮らしに寄り添ったエコフレンドリーなファッション、ビューティー、ライフスタイル、ヘルスケア、旅行の提案をしている。
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