【バランスポーズでグラグラしない「重心」の作り方】「足裏3点支持」で体の使い方を学ぼう!

 【バランスポーズでグラグラしない「重心」の作り方】「足裏3点支持」で体の使い方を学ぼう!
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足裏3点支持立ち

目的と効果: 足裏の母指球、小指球、かかとの3点に均等に重心をのせることで、重心を低く保つこと感覚を掴むことができ、ヨガのポーズの姿勢が安定します。

やり方

1. 丸めたティッシュペーパーを右足の親指のつけ根の母指球、小指の付け根の小指球、かかとの下の3か所に置く。

3点重心
このように適当に丸めたティッシュペーパーを用意/photoAC
3点重心
足裏の★印3点に/photo by Shoko Matsuhashi
3点重心
photo by Shoko Matsuhashi

 2. そのまま立ち上がり、右脚の股関節を内側に回し、母指球、小指球、かかとの3点に体重を均等にかけて床を強く踏む。左足のかかとを浮かせて20秒キープ。反対側も同様に。

3点重心
photo by Shoko Matsuhashi

3. ティッシュペーパーを外し、両足の6点で床を押す感覚を確認する。

効果UPのポイント:足裏3点で床を押すとき、自分の体重プラス20kgの重さをかけるイメージで強く踏み込むと重心を低く保つ感覚をつかみやすくなります。

3点重心
photo by Shoko Matsuhashi

木のポーズにトライ!

軸足の母指球、小指球、かかとの3点で床を押す「足裏3点支持立ち」で、木のポーズをとってみましょう。ポイントは、片足で立つのではなく、片足で下方向に押し込む意識を保つこと。

3点重心
photo by Shoko Matsuhashi

NG

軸脚の足裏3点で床をしっかり押せないと、太腿に足裏をセットする側に重心が傾き、不安定な姿勢になる。

3点重心
photo by Shoko Matsuhashi

ペットボトルスタンディングにトライ!

目的と効果: 足裏3点支持立ちを実践できているか、確認のためのワーク。姿勢がグラつく場合は、足裏3点支持立ちの練習を続け、どんな姿勢でも重心を低く保てるようにしましょう。

やり方

1. 脚を揃えて立ち、右膝を曲げて脚を上げ、太腿の上にペットボトルをのせる。

3点重心
photo by Shoko Matsuhashi

2. ぺットボトルから手を離し、両手を体の横に。10秒キープできたら3点支持立ちができている証拠。反対側も同様にチェック!

ポイント:ペットボトルに意識が向きすぎないように注意。最も、意識を向けたいのは、軸脚の親指のつけ根の母指球、小指の付け根の小指球、かかとの足裏3点で床を強く踏むこと。

3点重心
photo by Shoko Matsuhashi

教えてくれたのは…清水 忍さん
インストラクションズ代表トレーニングジム〈IPF〉ヘッドトレーナー。一般社団法人 国際ホリスティックセラピー協会(IHTA)アドバイザー、全米スポーツ医学会認定運動生理学士(ACSM/E-PC)、NESTA JAPANエリアマネージャー。メジャーリーガ、西武ライオンズや広島カープをはじめとするプロ野球選手のパーソナルトレーナーの他、トップアスリートのパフォーマンス向上をサポートしている。健保組合の糖尿病対策セミナーの指導者、スポーツ・医療系専門学校の非常勤講師としても活動。書籍の監修を務める、3Dアニメーションを用いて解剖学メソッドをわかりやすく学ぶ「ヒューマンボディラーニング~【入門】」好評発売中。僧帽筋の動画は、このオンライン講座より引用している。

清水忍
photo by Shoko Matsuhashi

 

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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photos by Shoko Matsuhashi
model by Yusuke Honda(YMC)
text by Minako Noguchi



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