【腹横筋を作用させ、腹直筋を刺激】骨盤の前傾・後傾を解消しニュートラル位置にする即効メソッド
メジャーリーガーをはじめ、トップアスリートのパフォーマンス向上のサポートを行っている人気スポーツトレーナーの清水 忍先生がスタイリッシュな姿勢を作るためのメソッドを紹介。今回は「脚を長く見せる」エクササイズを伝授。男性はよりスマートに、女性はスラリとした美脚ラインを実現でき、スタイルの良さをアピールできます!プレゼンや面接、また撮影の前など、勝負シーンの前に取り入れてみて!
骨盤の傾きを解消し、ニュートラルポジションをキープ
脚の長さを印象づけるポイントは「骨盤」です。骨盤が前に倒れると反り腰の姿勢になり、お腹がぽっこり出て、前から見たときに脚が短く見えます。骨盤の前傾は、日常的にハイヒールを履く女性に多く見られ、股関節に位置する腸腰筋が硬く縮んで腹筋の力が抜けている状態の現れです。また、骨盤が後ろに倒れて背中が丸くなると、お尻と太腿の境目が曖昧になり、脚が短く見えてしまいます。骨盤の後傾は、デスクワークなどで長時間、前かがみの姿勢を続けている人に多く、腿裏のハムストリングスの緊張によっておこります。
脚を長く見せるには、この骨盤位置をニュートラルな状態に保つことが大事。ニュートラルとは、骨盤が前にも、後ろにも倒れていない、体にとって負担のない状態です。その状態を、日常生活で保つには、ニュートラルポジションを体に覚えさせる必要があります。
そこで今回、ご紹介するのがお腹を凹ませて腹横筋を作用させた状態で、肩甲骨を床から浮かせて腹直筋を刺激する「ドローインクランチ」。このワークを行うことで、骨盤のニュートラルポジションを知ることができます。ぜひ、試してみてください!(清水 忍先生)
腹横筋・腹直筋とは?
●腹横筋
●腹直筋
※動画は「ヒューマンボディラーニング~【入門】」より引用
※動画内、筋肉の説明について。筋の両端のうち筋が収縮するときに動きが小さい 方が「起始」、収縮するときに動きが大きい方が「停止(付着)」 と定義されています。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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