【清水忍式!即効性メソッド】「背が伸びる・スタイルアップ」僧帽筋下部を使って肩甲骨を下げるワーク

 【清水忍式!即効性メソッド】「背が伸びる・スタイルアップ」僧帽筋下部を使って肩甲骨を下げるワーク

メジャーリーガーをはじめ、トップアスリートのパフォーマンス向上のサポートを行っている人気スポーツトレーナーの清水 忍先生がスタイリッシュな姿勢を作るための即効性メソッドを紹介。今回は「スタイルアップ・背が伸びる」エクササイズにトライ! 男性はスッキリと引き締まった上半身、女性はしなやかなデコルテラインを叶えることができます。プレゼンや面接、また撮影の前など、勝負シーンの前に取り入れてみて!

広告

僧帽筋下部を使って肩甲骨を下げる意識をする

首が短く見えるのは、肩が上がった状態(肩甲骨挙上)で日常生活を送っていることが、大きな原因といえます。肩を上げるには、背中に位置する僧帽筋の上部が使われます。僧帽筋は重力に負けないように体を支える“抗重力筋“と呼ばれる筋肉で、脳から常に「上に上げる!」という司令が出されます。これに対し、腕を下げるなど、重力に任せて下方向に向かう動きには、脳から司令が出ません。つまり、抗重力筋である僧帽筋には「上げる!上げる!」という司令が、脳から出され続けるため、無意識でも肩が上がりやすく、その結果、首がすくんで短く見えてしまうのです。また、この状態が続き、僧帽筋上部の緊張が強くなると、肩こりにもつながります。

僧帽筋とは?

※動画は「ヒューマンボディラーニング~【入門】」より引用

※動画内、筋肉の説明について。筋の両端のうち筋が収縮するときに動きが小さい 方が「起始」、収縮するときに動きが大きい方が「停止(付着)」 と定義されています。

では、どうすれば首を長く見せることができるか、というと、この僧帽筋の下部の筋肉を使って、意識的に肩甲骨を下げる(肩甲骨下制)ことが大切。上方向に向かう肩の力を抜き、さらに、自分の意思で肩甲骨を下げる動きができるようになると、首の詰まりがとれ、スーッと伸びて、首が長く見えます。

今回、ご紹介する「バーチカルプッシュ」は僧帽筋下部を働かせ、肩甲骨を下げる練習に効果的なエクササイズです。即効性があるので、写真撮影の前などに行うと、スタイルよく写真に写ることができますよ。このエクササイズを、日常生活にとり入れ、気づいたタイミングで毎日行い、3か月ほど続けると、肩甲骨を下げる習慣が身につき、バランスのとれたスタイリッシュな姿勢をキープできるようになります。(清水 忍先生)

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告

photos by Shoko Matsuhashi
model by Yusuke Honda(YMC)
text by Minako Noguchi



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

バーチカルプッシュ
バーチカルプッシュ
バーチカルプッシュ
BEFORE
清水忍
【清水忍式!即効性メソッド】「背が伸びる・スタイルアップ」僧帽筋下部を使って肩甲骨を下げるワーク