ぐーんと背骨が伸びる「側屈」へ|前鋸筋を鍛える2つのメソッド

 ぐーんと背骨が伸びる「側屈」へ|前鋸筋を鍛える2つのメソッド
Nobuhiro Miyoshi(RELATION)

ヨガに役立つ解剖学の知識を中村先生が伝授する連載。テーマは「軸」。重力に対して姿勢を保持するだけでなく、けが予防にも欠かせない軸づくりのポイントを紹介します。

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体を傾けるだけでなく背骨の伸長がポイント

側屈はパールシュヴァコーナーサナのように背骨を真横に倒す動きです。側屈ポーズで軸をつくるポイントは、前屈や後屈と同じように「背骨の伸長」です。具体的には、胸を支点に弧を描くように背骨を伸ばすこと。こうすると重力に負けない強い背骨(軸)がつくられ、ポーズが安定します。

ぐーんと背骨が伸びる「側屈」へ|前鋸筋を鍛える2つのメソッド
背骨がしっかり伸長して軸ができています
photo by Nobuhiro Miyoshi(RELATION)

下の写真のポーズは、一見、背骨が伸びているようですが、実際はただ体を斜めにに傾けているだけで背骨は伸長していません。

ぐーんと背骨が伸びる「側屈」へ|前鋸筋を鍛える2つのメソッド
photo by Nobuhiro Miyoshi(RELATION)

2つのポーズの違いは、目線と腕の位置関係にもあります。2枚目のポーズのように脇の下から天井を見るようにすると、僧帽筋が緊張して首が縮まるので、背骨が伸びにくくなります。1枚目のポーズのように伸ばした手の先を見るようにすると、腕の付け根の前鋸筋が使われます。前鋸筋は腕を前に押し出す筋肉なので、腕の伸びが良くなります。また、僧帽筋がオフになるので、首の詰まりが解消されて背骨を伸長しやすくなります。手を上げるポーズでは僧帽筋を使いがちなので、日頃から前鋸筋を意識して鍛えておくことが大切です。

鍛えたいのは「前鋸筋」

脇の下にある筋肉で、腕を伸ばしたり、手で押したりする動作で働きます。腕を前に伸ばしたとき腕の付け根で動く筋肉が前鋸筋。手でさわって確認してみましょう。

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photo by Nobuhiro Miyoshi(RELATION)

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photos by Nobuhiro Miyoshi(RELATION)
illustration by Misako Nakagawa
text by Yasuko Ito
yoga Journal日本版Vol.68掲載



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