「人気のダイエット法で失敗…」よくある勘違いと体型を美しく保つための方法とは

 「人気のダイエット法で失敗…」よくある勘違いと体型を美しく保つための方法とは
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君嶋瑠里
君嶋瑠里
2020-07-14
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実はあまり必要ない?糖質制限について

糖質制限ダイエットが流行しましたが、無理のないダイエットをするなら炭水化物はむしろ制限すべきではありません。人間が生きる上で必要となるエネルギーを産生する3大栄養素として、タンパク質・脂質・炭水化物がありますが、この3つの栄養バランスを調整することがダイエットや健康を維持するのにとても大切で、炭水化物を全く摂らないというのはむしろ身体活動に大きく影響を及ぼしてしまいます。この3大栄養素の1gあたりのカロリーは、タンパク質が4kcal、脂質が9kcal、炭水化物が4kcalと脂質のほうが高く、さらに脂質は炭水化物に比べエネルギーに変換されにくい性質を持っているため、制限するとしたら脂質の割合を減らした方がダイエットに効果的です。炭水化物が体脂肪となるのはカロリーが許容量を超えている場合で、運動をしている人であればむしろ炭水化物はエネルギー源となるので必要となります。

ダイエットに効果大の食物繊維

食物繊維は積極的に摂るべき食べ物です。食事の始めにたくさん摂ることで、カロリーも少なく満足感も得られ、糖質や脂質の摂り過ぎを防げます。また糖の吸収を抑え、お通じも良くし、食欲も抑えてくれるという嬉しい効果もあります。もちろん食物繊維だけ食べていればいいというわけではなく、他の栄養もバランス良く食べることが大切です。食物繊維を食べて、糖質や脂質の取り過ぎを防ぎましょう。

ダイエットのための上手な食べ方って?

先にも述べた、3大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)のバランスを保った食事方法をとることが太らないためには大切です。このバランスのことをPFCバランスといいますが、これを計算して、1日のそれぞれの摂取カロリーを設定し、それに合わせた食品を食べるようにするのが一番効果的です。このPFCバランスを計算する方法はありますが、複雑になるため日々の摂取カロリーを記録したり、PFCバランスを計算する機能のついたアプリを使うのがおすすめです。食事のバランスを保ち、摂取するカロリーを調整することで太らない体をつくることができます。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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