初心者のためのチャクラ入門

 初心者のためのチャクラ入門
JOE HANCOCKS
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ヴィシュッダチャクラ(喉のチャクラ)

元素:エーテル
色:青
音:ハーム
人生のテーマ:

ヴィシュッダチャクラが塞がっていると、声や真実を見つけられないと感じるかもしれない。反対に、過度におしゃべりになってほかの人の話を聞けなくなることもある。このチャクラが開いていて刺激されると、声が空間をよく伝わり、自分の感情を効果的に伝えられる。また、人の話をよく聞けるようになり、判断を下すことなくほかの人の真実に敬意を払えるようになる。

支えのある肩立ちのポーズ

サーランバ サルヴァーンガーサナ(支えのある肩立ちのポーズ)

仰向けになり、たたんだブランケットの上に肩を載せ、頭は床に下ろす。膝を曲げて腰を上げ、脚を頭の上に上げる。次に、つま先を頭頂部の上に解放する。
両手を背中に当てて、片脚ずつ真上に上げる。目線を胸に下げて、呼吸の音を聞く。足の裏を合わせたり、片脚ずつ床の方に下げたりして、自由に自分を表現しよう。この姿勢を最大2分間保つ。ポーズを解くには、両足を頭の先の床に下ろし、手を床に解放して、椎骨をひとつずつ床に置いていく。首と背骨を解放し、感覚を呼吸に戻して、自分のリズムにつながる。


アンジャチャクラ(第三の目のチャクラ)

元素:光
色:インディゴ
音:オーム
人生のテーマ:

このチャクラは直感(つまり第六感)に結びついていて、ほかのチャクラがどう機能するかを支配している。このチャクラが順調に働いている時は、洞察力があり、内なる英知を信頼して人生の課題や選択に取り組むことができる。このチャクラが塞がっていると、心が閉じて、理屈にこだわり、信頼することができず、皮肉屋になる。このチャクラに働きかけると、心が開いて視野が広がり、異なる視点を持てるようになる。また、5感では見たり聞いたりできない知恵を受けるのに役立つ。

安楽座
スカーサナ(安楽座)
座って、一方のかかとを鼠蹊部に引き寄せたら、反対側も引き寄せる。膝が腰より低くなる場合は、たたんだブランケットの上に座る。手のひらをカップの形にして指先を合わせ、ハキニムードラを組む。息を吸いながら、舌の先を口蓋に当てて、目を閉じ、自分に何かを問いかけ、呼吸の音に意識を集中させる。息を吐きながら舌をリラックスさせる。これを繰り返しながら、10回呼吸する。手の甲を膝の上に解放して、自分の問に答えが得られるか注意してみよう。最大5分間この姿勢を保つ。ハキニムードラは、集中力を高めることがわかっている。このポーズによって短時間で心を静かに集中させることができる。


サハスララチャクラ(頭頂部のチャクラ)

元素:宇宙のエネルギー
色:紫または白
音:オーム
人生のテーマ:

このチャクラは、美そのものと精神的領域に結びついている。このチャクラは、身体的自己を超えて自分が何者であるかを理解するのを助ける。同時に、自分が人間の経験をしている精神的存在であることを理解するのを助ける。このチャクラは体内にはなく、頭頂部の上に浮いている。このチャクラが塞がっていると、幸福はもっぱら外部からもたらされると感じ、苦しむことになる。このチャクラに働きかけることは、どんな状況に置かれても自由に感じることを助ける。

シャヴァーサナ
シャヴァーサナ(亡骸のポーズ)

暖かく快適な状況で仰向けになる。体にブランケットをかけてもいいし、目をアイピローで覆ってもいい。また、丸めたブランケットを膝や頭の下に敷いてもいい。両足を腰幅に開き、手のひらを上向きにして体側に腕を解放する。深い呼吸をして、全身のあらゆる箇所を固く引き締め、頭と腕と脚を床から浮かせる。その姿勢を一瞬保ち、口から大きく息を吐いてあらゆるものを吐き出す。これを数回繰り返す。頭頂部にハスの花を思い描こう。息を吸うたびに、そのハスの花を通して神の光が注ぎ込まれているところを思い描き、息を吐くたびに、自分を過去に縛り付けているあらゆるものを手放す。5〜20分間この呼吸を繰り返したら、ゆっくりと意識を呼吸に戻していき、無限の自己との結びつきはけっして失わずに、手と足の指を動かしながら再び肉体と繋がろう。

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Story by Andrea Ferretti
Translated by Setsuko Mori
yoga Journal日本版Vol.39掲載



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木のポーズ
女神のポーズ
ナヴァーサナ
04
支えのある肩立ちのポーズ
安楽座
シャヴァーサナ