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シンガポールからレポート:国民から信頼を集めるシンガポール政府のコロナウイルス対策
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ルールを忠実に守る国民性が有事の際に一丸となれる要因に
シンガポールは人々が規律を守る集権型の国家なので、ひとたび政府がルールを決定すれば、国民や居住している外国人も最善を尽くす傾向にあります。コロナウィルスが広がる以前から国を清潔に保ち健全に生活をするためのルールも整えられており、人々も各自協力をしています。仮にルール違反をしてしまった場合には罰金制度があります。
シンガポールのリー・シェンロン首相の演説では、国民に広く届くようにと英語・中国語・マレー語の3言語で呼びかけています。首相のスピーチはとてもわかりやすく明快だと評判で、有言実行な政策は国民から大きな信頼を得ているようです。
また、通常から政府の発案から実行までの期間が短く、今回は2月末の段階で政府系スタッフ(主に医療従事者)に1ヶ月分の賞与支給、政治家は 1ヵ月の給与カットを発表していました。とにかく決断と対応が早いのです。
ソーシャルディスタンスは厳密に
4月7日以前は、飲食店が営業していました(現在はクローズまたはテイクアウトのみ)。レストランやホーカーでの飲食する際には、隣の人との間隔を空けるため、椅子に赤いテープが貼られました。テーブルと椅子自体を少数に減らしている店舗も。
スーパーの中が密にならないように、入口で入場制限をしているところもあります。銀行に入るときには係員にIDを見せ、次にQRコードを携帯に読み込み、連絡先等を入力します。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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