免疫力を下げないために|強さと健康を維持するのに大切な7つのステップ
何千人もの健康を取り戻し、依存症や摂食障害、自律神経失調症をはじめとする数々の問題を克服するのを支えてきたマイラ・リューイン氏。強さと健康を維持するために心がけるべきことについて教えてくれました。
アーユルヴェーダは、自然の原理に基づいた生き方の科学です。私たちは、自然と調和しているときに、最も心地よく感じます。身体が持つ回復力を生かして、人生のあらゆることに、完全な状態で対応することが可能になります。アーユルヴェーダの智慧に沿った暮らしをすることで、ウイルス、細菌、真菌などの病原体の感染から私たちを守る、強力な免疫システムの鍵であるojasオージャスを十分に維持するための理解を深め、ツールを手に入れることができるのです。
強さと健康を維持するための鍵となる大切な7つのステップ
1.十分な睡眠をとる
高い免疫力を維持するには、個々の体質に合わせて、毎晩7〜9時間の睡眠が必要です。睡眠は、アーユルヴェーダにおける健康の4つの柱の一つです。
2.規則正しい食事をとる
決められた時間に1日3度の食事を取ることで、消化のバランスが維持でき、心が落ち着きます。食事の前に、お祈りや感謝の気持ちを唱え、リラックスした呼吸を3回行い、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の全ての五感で味わって食事を楽しみましょう。
3.心と体をサポートするための基本的ニーズを大切にする
自身の健康のために、あなたがコントロールできる良い選択に焦点をあててください。他人、場所、物など自分でコントロールできないことについて心配をするのはやめます。毎日、約1リットルのお水(常温またお白湯)を飲みましょう。ただし、飲み過ぎはよくありません。
4.忙しさを減らし、もっと今を生きる
1日のうち少なくとも半分は、携帯、コンピューター、タブレットから離れて過ごします。木を抱きしめ、裸足で足元の草の感触を楽しみ、子どもや犬と戯れましょう。そして自由に笑って。
5.見返りを求めずに誰かのためになることをする
誰かのためになることをしましょう。
6.こみ上げてきた感情を整理する
鼻から息を吸い込み、感情を手放し、新しい物の見方をもたらします。
7.自分と他人を愛する
一日の終わりに、学び、平安、癒しの眠り、すべてに感謝しましょう。
あなたの行為の結果として、健康と良い気分がもたらされることを思い出してください。私たちは、日々思考や行動を通して、真に自分自身を愛することができるのです。
ライター/マイラ・リューイン
アーユルヴェーダとヨガを30年以上学び実践する。何千人ものクライアントが本来の自然なバランスのとれた健康を取り戻し、依存症や摂食障害、自律神経失調症をはじめとする数々の問題を克服するのを支えてきた。ニュージーランドを拠点とするHale Pule アーユルヴェーダ & ヨガの創設者・代表として、この2つの変容の科学を学び癒しを得るための幅広い機会を提供する。その内容は、アーユルヴェーダ・ヘルス・コンサルテーションからヨガ・アーユルヴェーダ指導者養成コースにいたるまで多岐にわたる。栄養学とアーユルヴェーダの2方面からコンディションづくりをサポートする食事と、ヨガのクラスが愉しめる今最も注目のコンセプトショップ「THE_B」にて、アーユルヴェーダメニューを監修。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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