「いつもHappyでしょ?」 え? 違うけど! ヨガ講師がよく聞かれるけれどそうでもないこと3つ
「ヨガの先生っていつも幸せそう、それにポジティブなオーラを感じさせるよね」「悩んだりすることないでしょ?」これ、よーーく聞かれます。 そしてそのたび、「え? そう見える?」と心のなかで自分に問いかけるのですが……、いや、筆者の場合は違うな、ごめんなさいと思うのです。みなさんは、ヨガインストラクターに対してこんな印象を抱いていませんか?今回は、筆者の個人的な意見多めにお伝えしていきたいと思います。
いつもHappyでしょ?
ヨガのインストラクター=なんだか幸せそう。いつも笑っているし、イライラ・せかせかしていないし、いいオーラに包まれている感じといった印象でしょうか?
それは、ヨガをしていくことで“呼吸”がゆったりしてきて、心が安定して余裕が生まれた結果なのかもしれません。このような呼吸は、過剰な感情の揺れに振り回されにくくしたり、ストレスの受け流しを上手くしたりするとも言われています。
また、自分が自分を抑制する8つのルール『八支則(はっしそく)』のなかの“ニヤマ”は、「サントーシャ(知足)」といって今ここにあるものに満たされること、目の前の人・出来事・状況をありのまま受け入れて認めることを説いており、それを実践するインストラクターはより幸せ・感謝の気持ちを感じやすい傾向にあると言えるかもしれません。
全身を使って凝り固まった筋肉をストレッチすることでも、気持ちを明るくする効果に期待できるでしょう。
では、筆者はどうでしょう?
うーん、ヨガを始めてから幸せや感謝を感じる気持ちは間口が広くなり、ストレスも溜めにくくなりましたが……、いつもHappyかと聞かれるとまだまだだなと、感じさせられます。
だって、Happyじゃない出来事って絶対に起こるものだから。だけど、「Happyじゃない日があってもいい」そんなふうに受け入れながら暮らしていくようには心がけており、それが結果的に幸せそうに見えているのかもしれないですね。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く