フリーランスとスタジオ勤務それぞれのメリット・デメリットは?ヨガインストラクターぶっちゃけ座談会

 フリーランスとスタジオ勤務それぞれのメリット・デメリットは?ヨガインストラクターぶっちゃけ座談会
ヨガインストラクターぶっちゃけ座談会

ヨガを仕事にするためにも避けて通れないトピックが「お金」。そこで7名のヨガインストラクターが赤裸々トーク!今回は「フリーランスで働くかスタジオ勤務か」それぞれのメリットやデメリットをテーマに話し合いました。

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フリーランス?スタジオ勤務?それぞれのメリット、デメリット

編集部 スタジオ勤務の経験がある方は?
Bさん はい。
Cさん 私も。
Eさん 私もですね。
編集部 スタジオ勤務のいいところはどんなところでしょう?
Bさん やっぱりお給料は安定していますね。当時は受付とインストラクターを兼務していましたが、何かあったときにほかの人がフォローしてくれるのも心強い。一回私、クラスの最中に倒れたことがあるんですよ。貧血だったのか、真っ青になって前が見えなくなって。ちょうど前後半の間のシャヴァーサナに入ったタイミングだったから、こっそりスタジオから出て、そのままスタッフルームに倒れこんで……。後半はほかのスタッフに対応してもらったんですが、生徒さんは知らない間にインストラクターが代わっていてびっくりしたみたいです(笑)。
Gさん 代わりをやってくれる先生って大事!代行をお願いしたいときも、スタジオ勤務はラクですよね。代行は基本、同じスタジオで探さないといけないので、お互い助け合いです。
Cさん 私もインストラクターとしてクラスを持ちながら、受付にも入っていたので、ほかのクラスに来た方と話しているうちに「じゃあ今度、あなたのクラスに行ってみるわ」と言ってもらえたりとか、そういうのが嬉しかったですね。ただ、頭の切り替えが難しかったかな。ギリギリまで事務作業をして、それから「よし、クラスだ」ってなるから、完全にヨガの先生の頭になりきれなくて……。
Gさん あと、がっつりスタジオ勤務だと、週末は仕事だからヨガのイベントやワークショップになかなか参加できないという難点はあるかも。でも雇用保険とか保障もあるし、安心ではありますよね。

安定を望むならスタジオ、体力があるならフリー

Bさん やっぱり安定を求める人はスタジオ勤務がいいんじゃないかな。毎日同じところに行くのが苦にならない人。反対にフリーに向いているのは、移動が苦にならず、むしろいろんなところに行って、いろんな人と関わるのが好きな人かな。スタジオごとにカラーが違うから飽きないですしね。
Aさん 私はずっとフリーランスですが、やっぱり収入にアップダウンはある。でも、自分のペースで活動できるところは気に入っています。
Dさん 私もあまりガチッとそこにとどまりたくないというか、正社員という立場が苦手なのでずっとフリーですね。
編集部 スタジオ勤務とフリー、どちらが稼げると思いますか?
Bさん う〜ん、やり方次第ではフリーかな?やっぱり、自主開催をすれば、レッスン料がまるっと自分に入りますしね!
Gさん フリーの場合は、体力があれば代行をうまく使って、とにかくクラスを入れまくるとかなり稼げます。
Bさん とくにホットヨガはスタジオの数が多いから、代行依頼は毎日のように来ますしね!

ヨガ
Photo by Hiromi Hashimura

 

ヨガ
Photo by Hiromi Hashimura

座談会に参加してくれたメンバー

Aさん
イントラクター業だけでなく、ヨガ関連のメディアに寄稿もする才女。さまざまな方面からヨガの普及に力を注いでいる。
Bさん
若くしてヨガ1本で生計を立てている専業イントラ。でも最近「息抜きしたくて」と、異業種のショップでバイトを始めたそう。
Cさん
以前はヨガスタジオで、インストラクターと実務の両方を担当していた経験アリ。今はまったく別の仕事と兼業中。
Dさん
「いろんなヨガを知りたかった」と、さまざまな流派のヨガや勉強会に参加しているDさん。ティーチャートレーニングも二度受講したほどの努力家。
Eさん
ヨガブーム黎明期に指導者資格を取ったベテランさん。ヨガスタジオの裏方スタッフとして働いていた経験もある。
Fさん
3カ国語をあやつる国際派インストラクター。現在はジュースバーでバイトする傍ら、店が主催するイベントでヨガを教えている。
Gさん
「前は詰め込めるだけレッスンを詰め込んでいた」と話すGさん。今はヨガを嫌いにならない距離でインストラクター業をしている。
 

★座談会に参加してくれた現役ヨガインストラクターの詳しいプロフィールは「ヨガ資格取得にいくらかかった?ヨガインストラクターぶっちゃけ座談会レポート」をチェック!

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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Photos by Hiromi Hashimura
Text by Megumi Nishijima
MOOK「良いヨガインストラクターになるには」掲載



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