話したくても話せない"性"オープンにできる場の重要性|irohaの考えるセクシャルウェルネス#2

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話したくても話せない"性"オープンにできる場の重要性|irohaの考えるセクシャルウェルネス#2

女性の課題をテクノロジーで解決する産業「フェムテック」が注目を集めています。その流れの中で、昨年秋、大阪の大丸梅田店に女性のためのフロアが誕生しました。ここでは、生理を快適に過ごすためのアイテムや女性向けセルフプレジャーグッズなど、女性に寄り添うブランドが軒を連ねます。このフロアの一角に店舗を構えるのが、男性向けセルフプレジャーアイテムTENGAから生まれた、女性向けのケアブランド「iroha」。日本ではタブー視されてきた女性の性欲に真正面から向き合うirohaが伝えたいメッセージとは。シリーズ「#大人こそ学びたいセクシャルウェルネス」では4回にわたってiroha広報担当者にお話を伺いました。

「女性が性をポジティブに考えられる世界に」という思いでスタートしたirohaには、大阪に直営店であるiroha STOREがあります。そこには性に対して真剣な悩みを抱えて訪れる人も多いのだそう。話すことで自分の悩みがすっきりしたり、それを解決するアイテムを取り入れてみたり... 一度訪れれば、セルフプレジャーの捉え方が変わる人も多いというそのショップの魅力を、広報担当の犬飼さんに教えてもらいました。

ポップアップストアから常設店へー百貨店に並ぶセルフプレジャーアイテム

––irohaを実際に手に取って見ることができるショップが大阪の大丸にあると伺いました。セルフプレジャーアイテムが百貨店で買えるというのが、なんだか新鮮ですね。

「一番最初は大阪大丸梅田店でのポップアップショップからスタートしました。お店は女性のバイオリズムに着目したショップが集まる“ミチカケ”ゾーンにあり、周りにはエステや生理用品、サプリメント、スムージーにアクセサリーなど、女性の表層的な部分にも内面的な部分にも向き合える売り場になっています。そこにセルフケアの一環という位置づけでirohaのお店を作ることができたのは、大きな一歩だと思っています」

ミチカケ 大丸梅田
2019年11月22日、大丸梅田店5階フロアにオープンした「michikake(ミチカケ)」ゾーン

––セルフプレジャーというと、どうしてもちょっとアダルトやエロというイメージで見る人もいると思うのですが、オープンした時のお客様の反応はどうでしたか?

「それがなんと、 “ミチカケ”ゾーンの全18店舗の中で初日1位の売り上げを記録したんです!もちろん何のお店かわからずにいらしたり、和菓子屋と思って入ってきた人もいたので、irohaを見て戸惑う人もいらっしゃいました。でも実際に商品を触ってもらって、感触が気持ちいいとか見た目が可愛いというところから入っていけるので、思ったより受け入れやすかったようです」

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iroha STORE 店内の様子。和菓子のような見た目のセルフプレジャーアイテムがずらりと並ぶ。

––その結果、現在ではポップアップ から常設ストアへとなっていますね。

「iroha STOREにいらっしゃるお客様の滞在時間は、平均15分と意外に長いんですね。これは、初めてでどれを買ったらいいかわからなかったり、自分の悩みを相談したりと、スタッフとカウンセリングに近い会話をしながら買い物をするお客様が多いからなんです。カップルや夫婦でいらっしゃる方も多いですし、旦那様が奥様に贈ったり、お友達同士でプレゼントし合ったり、シニア世代のご夫婦が連れ立っていらしたり・・・。そんな風にコスメやアクセサリーのお店に行くような感覚で、特別なもの、特別なことと思わずに気軽に立ち寄っていただけたら嬉しいですね。セルフプレジャーグッズとわかって、お店に入るのを躊躇する方もいらっしゃいますが、お声がけして入っていただけると、こんな可愛いのがあるのねと興味を持っていただけたり、お話ししているうちにご自身の悩みのお話から、おすすめのアイテムをご紹介したりということもあるんですよ」

Text by Satomi Maeda
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