デリケートゾーン、正しく洗えている?|irohaの考えるセクシャルウェルネス#3

 デリケートゾーン、正しく洗えている?|irohaの考えるセクシャルウェルネス#3
photo by booro
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––まさにデリケートな部位だからこそ、専用のケアが必要なのですね。他にもシートやフォームタイプのウォッシュもありますが、こちらはどのように使い分けたら良いのでしょうか?

「先日発売されたばかりのiroha INTIMATE WASH FOAM TYPEは、先ほどのウォッシュを泡状にしたタイプ。液体のウォッシュの方は最初どうやって使うものなのかわからない人もいらしたようで、初心者でも気軽に使いやすく便利な泡バージョンを作りました。どちらでもお好みで使っていただければと思うのですが、泡立てる手間が無い分、時短や手軽さを求める方はこちらを選ぶようです。また、2019年5月に発売したiroha INTIMATE SHEETはデリケートゾーンケア用ウェットシートです。女性は汗ばむ季節や生理の時など、ムレが気になりますよね。それなのに外出先でウォシュレットがなかったり。そんな時に便利なのがこのシート。ポーチやバッグにも入れやすいサイズで、トイレにも流せるので、これからの季節の外出にはぴったりです」

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「iroha INTIMATE SHEETは、野外フェスやキャンプなどアウトドアシーンでの使用もおすすめです」と犬飼さん。

––なるほど、自宅でも外出先でも気になる時にケアができるラインナップはありがたいですね。そこまでデリケートゾーンケアにこだわるのは、これが女性にとって大切なことだからだと思うのですが、なぜ大切かというのを改めて教えていただけますか?

「デリケートゾーンというのは、名前の通りデリケートで構造も複雑で汚れも溜まりやすい場所です。そして普段の女性の服装を考えてもわかるように非常に蒸れやすいし、ショーツの摩擦などでph値が変わってしまったりもして、その結果、膣内の常在菌が壊れてニオイや痒みが発生するという事態になることも。だからこそ髪をシャンプーで、顔を洗顔料で洗うのと同じように、デリケートゾーンもきちんと専用ケアで洗ってあげてほしいんです。そうすることによって、今日はコンディションどうかな、ちょっとムズムズするからショーツをコットンにしようとか、やっぱりフォームで洗おうなどと日々自分の体に向き合える、つまり自分の体をケアして労ることができるんです」

––デリケートゾーンのケアということが、実は自分の体ときちんと向き合うことにつながるのですね。そのためにも、デリケートゾーンのケアについても恥ずかしがらず、気軽に声に出せるようになるといいですよね。

「昔はデリケートゾーンケアといえば、海外からのアイテムが店の棚の奥の方にひっそりとある、というような感じでしたが、最近は堂々とコスメコーナーに並んでいたり実演販売があったりと、少しずつですが隠すことなくアピールできるようになっています。こんな風にコスメを選ぶような感覚で、ふらっとお店に立ち寄ってデリケートゾーンケアのアイテムが買えるのが私たちの理想です。ヨーロッパではかかりつけの婦人科医と、デリケートゾーンの話をしたりもするほどですし、日本でも自分の体の一部として、他の部位と同じようにもっときちんと向き合えるよう、浸透していけばいいなと思っています」

友達や家族の間でもあえて話題にのぼることのなかったデリケートゾーンケア。一方で、幼い頃、お母さんやおばあちゃんから「汚いから触っちゃダメ」と教えられて以来、怖くてきちんと洗ったことがないと言う女性も少なくないようです。デリケートゾーンをケアすることは、自分の体と向き合うための第一歩。自分の体を大切にすることが、さらに女性が心地よく暮らすということに繋がるのですから、普段から意識してケアを取り入れたいですね。

※シリーズ「#大人こそ学びたいセクシャルウェルネス」では、4回にわたってセルフケアブランド「iroha」広報担当の犬飼さんにお話を伺います。次回は2020年5月8日(金)に配信予定。お楽しみに!

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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Text by Satomi Maeda
Photos by booro



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