「自分探しが終わらない」資格マニア化している人へ2つのアドバイス
モラトリアム状態から抜け出すには?
1.情報から少し距離を置く
現代社会は情報に溢れているので、中には自分が必要としていない情報も含まれています。誰かが活躍している情報を見て、つい自分と他人を比べて不安な気持ちになったり、焦りの感情がわいてきますよね。そんな状態を回避しようと「自己投資」にお金を使うのです。
むやみに情報を受け入れるのではなく、ある程度距離を置くことで、本当に必要な情報とそうでない情報を見極められるのではないでしょうか。すると結果的に、自分に対して客観的になれるはずです。
2.クリアできそうな目標設定を
モラトリアム状態にいると、自分に対するハードルが高くなりがち。どんどん抜け出すのが難しくなっていきます。
まずは自力で達成できそうな目標を設定してみましょう。達成することで気分が高揚し、自分に対する自信にも繋がります。どんなに小さな目標でも構わないので、繰り返し継続させていきましょう。結果としてモラトリアム状態からの脱出に繋がっていくはずです。
まずは自分自身をみつめてみて!
もちろん、自分の知識やスキルの向上のために資格を取得するのは素晴らしいこと。しかし、「何のためにやっているのか」「どの方向に行きたいのか」など迷いや不安が出てくるようであれば、一度自分の中にモラトリアム状態がないか見つめてみることをオススメします。
ライター/南 舞
臨床心理士。岩手県出身。多感な思春期時代に臨床心理学の存在を知り、カウンセラーになることを決意。大学と大学院にて臨床心理学を専攻し、卒業後「臨床心理士」を取得。学生時代に趣味で始めたヨガだったが、周りと比べず自分と向き合っていくヨガの姿勢に、カウンセリングと近いものを感じ、ヨガ講師になることを決意。現在は臨床心理士としてカウンセリングをする傍ら、ヨガ講師としても活動している。Instagram: @maiminami831
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