幸せな時こそ気づきたい「本当の自分を愛すること」

 幸せな時こそ気づきたい「本当の自分を愛すること」
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伊藤香奈
伊藤香奈
2018-08-08

彼ができた!試験に受かった!ヨガのポーズができるようになった!…嬉しいことが起こった時にとても幸せな気持ちになり、家族や周りの人たち、自分の置かれている環境に感謝が芽生えるのは自然なことですよね。でも、そんな時こそ、本当の幸せや自分を愛するってどういうことなのか、もう一度見直すチャンスにしてみませんか?

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手に入れたから幸せなのか?

努力して手に入れたものほど、幸せな気持ちは大きくなります。「女磨き」を頑張って、意中の彼に勇気を出して告白した!ヨガの難しいポーズができるようになった!そんな時は、心の底から叫びたくなるほど幸せでしょう。そして、そんな自分を褒めてあげたくなるでしょう。(そして愛おしくも思うでしょう)
でも、そんな時こそ地に足をつけて、考えてほしいのです。何かを「手に入れた自分」だから幸せなの?自分自身を認めてあげたいと思うの?もし「YES」だったら、その考え方は黄色信号かもしれません。だって、それは手に入れたものを手放してしまったら、また「以前の、不幸せな私」に戻ってしまうということかもしれないから。

陥りがちな「幸せ」トラップ

特に恋愛や結婚において「手に入れること=幸せ」と思ってしまいがちな女性は多くいます。そして、だからこそ、不安や憤りも同じくらい抱えてしまっていることも。「彼がいる」という状態や彼の存在に依存して「彼がいること=幸せ」と思ってしまうと、別れの恐怖に苛まれたり、嫌われてしまうんじゃないかという恐怖から彼に本心を言えなくなってしまったり。年齢的に結婚してないといけないという周りの目や「結婚=女の幸せ」と思ってしまっている人も、世間からのイメージや周りからの見られ方を幸せのモノサシにしてしまっているのではないでしょうか。結婚している人は幸せだけど、そうでない人(私)はダメな人間…という価値観を持ってしまっているとも言えます。彼がいなくても、たとえひとりでも、あなたはあなた自身を認め、愛せる自信がありますか?

手にしている時こそ、手放した時を考えて

幸せである時ほど、今の幸せを手にしているもので測ることはやめてみましょう。「持っていても持っていなくても、自分は自分」ということを、今一度考えてみましょう。そして、自分を愛する基準は、手にしているものの数や質ではなく、もう存在しているだけで愛おしいと思えるように、自分を大切に扱ってあげて。そうすれば、もし手にしているものを手放さなければならなくなった時も、きっとあなたはあなたらしくいられるはずです。

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