ヨガでもっと幸せな気分になる方法

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ヨガでもっと幸せな気分になる方法

ROD STRYKER
ROD STRYKER
2018-01-19

ヨガはいったいどのようにして、私たちの生命力を解き放つのか。なぜヨガによって毎日がより幸せに、活力に満ちたものになると言われているのか。ヨガ講師ロッド・ストライカーが説明してくれた。

最近のヨガには、目が回るほどたくさんのスタイルややり方がある。たとえば、支えを使ったシンプルな姿勢をとり、キャンドルを灯した部屋で心身を休めるようなやり方をするヨガ。あるいは、生徒を身体的なキャパシティの限界ギリギリまで挑戦させるヨガ。リズミカルな音楽を大音量で流し、ビートに合わせて行われるヨガもある。体のアライメントにフォーカスするヨガもあるし、反対に心を中心に据えたやり方もある。あまりにもたくさんの種類があるので、ここにすべてをあげることが不可能なほどだ。

さまざまなスタイルのヨガがあり、それぞれ雰囲気や実体は違うだろう。だが、みなが共有しているあるひとつのクオリティがある。それは「効き目がある」ということ。この事実があるからこそ、人々はヨガをするのである。単純にいえば、教室に入ってきたときより、クラスを終えて教室を出て行くときの方が気分が良くなっているのだ。ここで問題にしたいのは「なぜなのか?」ということ。「いったいヨガはどのようにして効いているのか」できればそれを理解したい。アーサナが体に気持ちよさを残すのはなぜだろうか。ひとつには、それが副交感神経系を活性化するからである。おそらくこのことは耳にしたことがあるだろう。ほとんどすべてのアーサナの実践は、共通してふたつの要素を持っている。そのために副交感神経系が活性化されるのだ。ふたつの要素とは、まず筋組織を伸展し強化すること。もうひとつは呼吸にまで至る沈静化作用である。副交感神経は、神経系のなかでも心身を落ち着かせる作用を持つものである。筋肉にリラックスするように指令を出し、消化・吸収を促進し、免疫力を高め、より良い睡眠を手助けする――副交感神経はこういった働きを司っている。また、血圧は正常値になり、心拍数は下がる。副交感神経系は、ストレスによって生じた症状の多くをやわらげる。現代社会では、高い生産性を求められ、目まぐるしい生活を余儀なくされる。こうした日々を送るうちに生じたネガティブな副産物を中和してくれるのが副交感神経系なのだ。

Translated by Miyuki Hosoya

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