顔の歪み・ほうれい線対策|表情筋をゆるめるセルフケア【30秒動画】
女性のためのヨガ(月経血コントロールヨガ)ではヨガのポーズの入る前のセルフケアにしっかり時間をとっています。体を動かす準備、伸ばす準備をしっかり行うことで、身体の硬い人でもりきみなくポーズに入りやすくなります。特に寒くなる季節は、徐々に身体をゆるめてしなやかに動かしていくことで、腰痛などの怪我の予防にもつながります。今回は、冷たい外気にさらされて強張りやすくなっているお顔のセルフケアをを動画付きでお伝えします。
表情と呼吸をゆるめる簡単セルフケア
顔の強張りは人に与える印象もよくないですし、顔の筋肉がうまく動かせず血流も悪くなり、肌の潤い不足にもつながります。身体の筋肉や器官はそれぞれ連動して働いています。食事のときによく噛まない、姿勢が悪いなども顔の強張りやゆがみの原因になります。
そんな時は、鼻を動かしたり、小鼻からこめかみにかけてマッサージすることで表情と呼吸をゆるめていきましょう。
今回はわたしがスキンケアの際に行っているセルフケアを紹介します。鼻を動かす簡単な30秒動画もありますので、化粧水をつける際などスキンケアの際にぜひおこなってみてください。
効果と目的
・顔の歪みを整える
・ほうれい線対策やリフトアップ効果も期待できる
セルフケアの流れ
1.まずは、小鼻の両脇を指の腹でやさしく押してみましょう。
※小鼻の外側には迎香(げいこう)というツボがあり、鼻水や鼻づまりなどの不調を和らげてくれるツボです。この迎香は大腸経といって、大腸の働きを助けてくれる経絡に属するツボでもあるので便秘などお通じが気になる方にもおすすめです。
2.迎香を押したら、頬骨の下のラインを顔の内側から外側に向かってやさしく指の腹で押していきます。
3.こめかみを軽く押しながらほんの数ミリ上にもちあげてゆっくり5呼吸ほどキープ。
4.こめかみを小さな円を描くようにマッサージしていきます。
5.鼻を手で挟んで上下左右にやさしく動かしていきます。(動画「鼻動かし」を参照)
「鼻動かし」のやり方
1.鼻をかむときのように、両手で鼻を押さえる
2.鼻を上下にやさしく動かす
3.鼻を左右にやさしく倒す
「鼻動かし」動画をチェック
ポイント
頬骨の下側はかなり固まっている方が多いのでスキンケアの際など毎回押すようにしてみてください。お気に入りの香りの化粧水などをつけながら行うと自然に呼吸が深まってさらに◎
今回ご紹介したセルフケアは、ほうれい線対策やお肌の潤いアップ、そしてヨガの練習には欠かせない呼吸の質を高めることにもつながりますのでぜひやってみてくださいね。鼻動かしのワークはヨガクラスでも時々行っています。
教えてくれたのは…仁平美香先生
ヨガ講師(月経血コントロールヨガ、産後ママのためのメンテナンスヨガ、体軸ヨガ講師養成スクール講師)、セラピスト(内臓・骨盤底ケアforwomenなどのメニューを担当及び整体スクール講師)、栄養士。一般社団法人日本ホリスティックヘルスケア協会理事。女性のためのヨガ協会代表。女性のためのイベントYOGAWOMANにて講師を担当する他、企画運営にも携わる。「カラダをゆるめてこころを整えるはじめての月経血コントロールヨガ」「医師もすすめる血管美人ヨガ」等著書多数。雑誌・WEB等コラム監修も行う。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く