何分湯舟につかるのが正解?巡りを高める「入浴」の効果を高める方法
正しい入浴方法とは?
せっかくのバスタイム、入浴の効果を得たいのなら40度のお湯に15分浸かりましょう。
身体の内側「深部体温」は40度のお湯に15分の入浴で深部温度は0.5度上がると言われ、また深部温度を大きく上げて一気に急降下させると熟睡に繋がると言われています。これはスタンフォード大学の研究でも立証されているそうです。尚、15分以上湯船に浸かっても血流量は変わりません。
ポイントは「湯温を必ず測る」こと
つい感覚に任せがちですが、必ず正確な湯温を測りましょう。
身体を温めるなら、短い時間でも熱いお湯に入った方が良いと思われがちですが、湯冷めしやすいという調査結果が出ています。
39度のお湯に15分浸かった人と42度のお湯に3分浸かった人の体温を比較すると、入浴直後は後者の方が温まっているのですが、15分後には逆転します。
そして、湯冷めを防ぎ睡眠の質を高めるために、お風呂を出てから1時間以内に眠ると、深い眠りに入りやすくなります。すると疲労回復、肌の細胞修復が早まります。
夜寝る1時間前に15分の入浴をするだけで、良質な睡眠はもちろん、肩こりや疲労感、冷え症の改善、肌のターンオーバーの促進、代謝をアップなどたくさんの効果が期待できます。
英国のお風呂事情と便利なアイテム
突然ですが、筆者がクラス家のバスルームにはバスタブが付いていません。そもそもロンドンでは湯舟につかるという文化が根付いておらず、バスタブの付いている家が少ないのです。
そこでインターネットで見つけたものがこちらのビニール製の簡易バス。空気をいれると写真のような形状になり、手軽に湯舟気分を味わえます。お湯を溜める時間も短くて済むので、寒いロンドンで大活躍のアイテムです!
湯船に浸かる時間がないときは、写真のようなブーツ型の足湯を活用しています。
寒~い時期に向けて体を温めて、日頃の疲労を改善し、健やかな身体と心をキープしてきましょう!
ライター/成瀬美紀
ヨガインストラクター。2010年にピラティス・ヨガを始める。その後、国内外でピラティスやヨガ・サップヨガなどのインストラクター資格を取得し、東京にてインストラクターとして活動。 現在はイギリスロンドンに在住。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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