運動不足だけじゃない!ヨガ初心者によくある「身体が硬い」理由と解決方法
心地よい呼吸のリズムを手に入れよう
ポーズを頑張ろうと集中しすぎて、いつの間にか息を止めてしまっている。みんなとに同じように身体を動かそうと気持ちが焦って呼吸のペースが速くなったり、浅くなったりする。これは初心者だけでなく、実は経験者でも良くあること。こんな状態の時も身体のどこかに力みや緊張感があり、硬くなっています。
そんな時は意識をほんの少しポーズから離して呼吸に向けます。今自分がどんな呼吸をしているかを意識し、徐々に心地よいリズムを導いていきましょう。
試しに、今この場でゆっくりと呼吸をしてみてください。呼吸のペースが落ち着くにつれて、心と身体の緊張感がぬけてリラックスした感じやゆったりさを感じませんか?ポーズを取っている時も同じです。呼吸が楽にできると気持ちが落ち着き、身体の余計な硬さが少しずつ抜けていきます。この感覚を思い出し、クラス中は呼吸を続けることを心掛け、焦らずにポーズを練習してみましょう。何よりも呼吸が最優先です。
最後に
初めのうちは、雰囲気に緊張したり、ヨガレッスンの動きについていくのに必死になって無意識のうちにに力んでしまい、呼吸のリズムが乱れてしまうことがあります。でもこれは誰にでもあることです。そうなった時には、上記のように、頑張りすぎず気楽になること、呼吸をすることを思い出してください。クラスに通い続ければ次第に雰囲気にも慣れて緊張感もやわらぎ、心も身体もヨガに慣れてくるはずです。運動不足そのものによる身体の硬さも改善されていきます。見た目(身体)の柔らかさではなく、まずは気持ち(心)の柔らかさを目指してみましょう。
ライター/吉田佳代子
オーストラリア・ブリスベン在住。日本とオーストラリアでの会社員生活を経てヨガティーチャーに転身。2012年より在豪日本人やローカルの人たちを対象にヨガクラスをしている他、ヨガアプリ「Down Dog」の日本語翻訳とナレーションを担当。オーストラリアのゆったりした環境の中、ヨガで日々心地よく暮らすことを心掛け、一人でも多くの人に気軽にヨガを楽しんでもらうことを目指す。RYT500取得、リストラティブヨガTT修了。
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