腹筋するより効果あり!腰痛持ちでポッコリお腹の人なら断然これ!寝ながらねじるだけでお腹が凹むストレッチ

腹筋するより効果あり!腰痛持ちでポッコリお腹の人なら断然これ!寝ながらねじるだけでお腹が凹むストレッチ
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伊藤香奈
伊藤香奈
2025-12-09

腰痛があってお腹が緩んでいるという方は、いわゆる反り腰という不良姿勢になっているかもしれません。反り腰からくるポッコリお腹を改善するために、腹筋運動より効果的なエクササイズがあります。

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腹筋でもお腹が凹まない原因は・・

くびれがない寸胴体型であったり、お腹がぽーんとタヌキのようにポッコリしていたり、下っ腹だけたるみが取れなかったり。お腹にまつわるお悩みはたくさんありますが、実はお腹の悩み=腹筋が弱いことが原因で、お腹を鍛えれば改善するというわけではありません。原因がわからないまま無駄に腹筋運動を頑張っていても全然改善しないという可能性も・・・。

今回は腰痛があってお腹がたるんでいるという方の原因を深堀りし、改善のエクササイズをご紹介します。

腰痛があってお腹もたるんでいる人へ

慢性的な腰痛がある方。長時間歩くと腰が疲れる方。朝方になると腰が痛くて眠りが浅くなってしまうという方。このような腰痛をお持ちでお腹のたるみも気になるという方は、「反り腰」という不良姿勢が原因でお腹の筋肉に力が入りづらい状況から、お腹のぽっこりになってしまっている可能性があります。

その場合、お腹を鍛える腹筋運動よりも先に反り腰の改善を行うことで、腹筋運動の効果も高まりやすくなり改善が早くなる可能性が高まります。改善には、原因を知って正しい順番で整えていくことが大事というわけです。
まず反り腰という姿勢は、本人としては良い姿勢を作っていると思っている方も多くいらっしゃいます。スッと背筋を伸ばした時に、必要以上に腰を反ってしまいお腹の力が抜けてしまっているのですが、背筋が伸びているため良い姿勢と勘違いしやすいのです。

このような方の場合、反りすぎた腰が肋骨を前に突き出し、肋骨のポジションも開いています。ろっ骨はよく鳥かごに例えられますが、肋骨の下部はシュっと引き締まっているのが正常。それによりウエストのくびれが作りやすくなるのですが、腰を反ることで肋骨の前部が前に突き出され、鳥かごの下部が開いてしまうということが連動しておきます。ろっ骨が開けば、お腹の筋肉も伸ばされ、力が入れづらい状況に。結果的にぽっこりお腹ができあがるというわけです。

リブフレア
肋骨が開くことでくびれがつくりづらくなる
イラストAC/Canva

肋骨が開いている人がお腹を引き締めるには?

反り腰→肋骨が前に押し出されて開く→お腹に力が入りづらい→お腹がたるむ、という連動からぽっこりお腹ができあがっている方は、巻き戻しをするようにまずは肋骨のポジションを元に戻すエクササイズから行ってみませんか?
肋骨が正しいポジションに戻る→お腹に力が入りやすくなる→腰への負担が減り反り腰の不良姿勢になりづらくなる→腰痛も改善する、という具合です。遠回りなようで、実は根本の原因にアプローチしているからこそ、効果を感じやすい!という方も多くいらっしゃいます。

早速エクササイズ!

1)仰向けに寝たら両膝を立てる

2)膝を右側に倒す

3)両腕を天井方向に持ち上げ左手で右手首をつかむ

4)左手で引っ張りながら右腕を左に引っ張る

呼吸に合わせて、吸って膝と手を元に戻す、吐いて膝を倒し腕は逆側に引っ張るを同時に行う、を5~10回繰り返しましょう。

肋骨を締めるエクササイズ
肋骨を閉じるねじねじエクササイズ
photo by 伊藤香奈

肋骨の下部は右にねじり、肋骨の上部は左にねじるという上下の肋骨を逆の動きしています。これにより肋骨下部が引き締まりやすくなります。
逆側も同様に行います。お風呂上りのストレッチや寝る前の習慣にしていただくことで、1~2週間でお腹に力が入りやすい状態を感じやすくなるでしょう!

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肋骨を締めるエクササイズ