【股関節ほぐしはお尻からが正解】!ガチガチ股関節に効く!深部まで届くお尻ストレッチ
「股関節がガチガチに硬い」「ストレッチしているのに変化がない」「腰痛やむくみも股関節が原因ってホント?」そんなモヤモヤを抱えていませんか?実は、股関節の硬さは、股関節そのものではなく、お尻の硬さが原因になっているケースが多いのです。そこで今回は、股関節の柔軟性UPに欠かせない、お尻の深層部までしっかりほぐすストレッチをご紹介します。
股関節が硬いとどうなる?美容・健康に関わるデメリット
股関節は、全身の中で最も可動域の大きい関節。そのため、ここが硬くなると美容・健康の両面にさまざまな悪影響が現れます。
下半身太り・ぽっこりお腹になりやすい
股関節が動かないと、お尻や太ももなどの大きな筋肉が働かず、代謝がダウン。腰まわり、お腹、お尻、太ももなど、下半身全体に脂肪がつきやすくなる。
腰痛・膝痛などの不調につながる
股関節の動きが制限されると、その分腰や膝が働かざるを得なくなり、負担が集中。慢性的な張り・だるさ・痛みの原因になる。
姿勢が崩れ、老け見えする
骨盤が後ろに倒れやすくなり、猫背・ぽっこりお腹・垂れ尻など、見た目にも老けた印象を与えてしまう。
むくみ・冷え・疲れやすさにつながる
血流・リンパが滞りやすく、巡りが悪くなる。脚のむくみ・冷え・疲れが取れにくい体になる。
このように、股関節の硬さを放置すると、見た目・不調・代謝・姿勢など、すべてにおいて大きなデメリットがあります。
股関節が硬い原因は「お尻の硬さ」にあり!
股関節が動きにくい人の多くに共通しているのが、お尻の奥の筋肉(中殿筋・小殿筋・梨状筋)がガチガチに硬いこと。
座りっぱなしの生活、運動不足、姿勢のクセ などが原因で、骨盤と股関節を支える深層筋が硬くなると、
● 脚が開きにくい
● 歩幅が小さい
● 前屈が深まらない
● 骨盤が動きにくい
● 座る姿勢で腰がつらい
これらの不調を招きます。お尻が硬いままだとどんなに股関節を動かしても柔軟性は上がりにくいのです。つまり、股関節の可動域を広げるには、お尻の深層部までをしっかり伸ばすことが大切。これがいちばんの近道なのです!
お尻の奥までしっかり伸びる!股関節の柔軟性を高めるストレッチ
<やり方>
1)左脚を前、右脚を後ろに、脚をL字にセット。90度を目安に調整して座る。
2)背中をまっすぐに伸ばし、股関節から倒すように上体を前へ傾ける。左のお尻の奥に伸びを感じる位置で1分程度キープ。
3) 余裕があれば、左脚の前に肘をつき、さらに前傾を深める。背中はまっすぐのまま、お尻の深層部を伸ばす。
4)ゆっくり起き上がり、脚を入れ替えて反対側も同様に行う。
背中を丸めると充分な効果が出ません。お尻の奥が伸びている感覚を最優先にしてキープしましょう。呼吸が浅くなったり、肩や首まわりなど他の部分が緊張しないように注意!
痛みや違和感が出てきたら我慢しないこと。角度を調節し、深めるより心地よさを味わいながらストレッチを続けましょう。
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