体にいいと思っていても間違っている!? 誤解されがちな食の知識Q&A

 体にいいと思っていても間違っている!? 誤解されがちな食の知識Q&A
Shoko Matsuhashi
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Q.できるだけサプリメントではなく、食べ物から栄養を摂ったほうがいいの?

A.大事なのは栄養バランス。時にはサプリメントを味方に

菅井:サプリメントを否定的に言う人はいますが、私は足りない栄養素を信頼できるブランドのサプリメントで補っています。仕事が忙しくて外食が続き栄養が偏ってしまう時などは、サプリメントに頼っていいと思っています。先生の考えはどうですか。

根本:全然問題なし。サプリメントは体に良くないという断定は、何を根拠にしているのかちょっと疑問ですね。安心安全な選択をするには、きちん勉強をして正しい知識を得ることが大事です。

菅井:私がサプリメントを飲むのは、タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルの五大栄養素と食物繊維をバランスよく摂るためです。食生活が偏りがちな時はサプリメントを賢く使うべきだと思います。

根本:「身土不二(しんどふじ)」という言葉を知っていますか。これは、人と土(環境)は一体であるという意味で、本当は自分が暮らす土地の食材を食べるのが新鮮だし栄養価も高く理想的。でも現代社会では難しいこと。悦子さんのように何が体に良くて、何が悪いのか知識を身に付けたうえでサプリメントで栄養を補うのはいいと思います。

菅井:私は、健康を意識し始めたら自然と学びたくなりました。体調は日々変化し、疲れた日もあれば元気いっぱいの日もある。知識があると変化に応じて食事をカスタマイズでき、以前より体調は良好。最近は食材がどのように身になるか考えながら食事をする「食べる瞑想」にハマっています!

菅井悦子・根本美穂
Photo by Shoko Matsuhashi

(右)菅井悦子さん
モデル、ヨガインストラクター。高校在学中にノンノフレンドとしてモデルデビュー。ノンノ専属モデルを経て、ファッション、美容、カルチャーなどの様々な雑誌で活躍。2009年に全米ヨガアライアンスを取得し、リストラティブヨガマタニティヨガなどの講師を担当。2015年より独自メソッドである肉体造形ヨガ「UBY」を展開し、ボディメイクや食事指導を精力的に行う。2019年、日本食文化栄養協会を設立し理事長に就任。

(左)根本美穂さん
Ripple代表。日本食育協会、評議員、認定講師、上級食育指導士。食育、スポーツ栄養学に精通し、現在プロスポーツ選手として活躍するアスリートにも幼少期から食事指導を行っている。母と子を対象にした料理教室の開催も多数行い、2018年には日本食育協会神奈川支部の理事を務め上げ、2019年より日本食文化栄養協会の理事に就任。

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Text by Ai Kitabayashi



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