体の硬さを乗り越えるコツ|伸ばすべき部位を伸ばせる「壁ストレッチ」とは

 体の硬さを乗り越えるコツ|伸ばすべき部位を伸ばせる「壁ストレッチ」とは
photo by Shoko Matsuhashi

人気ティーチャーたちも実は硬さを克服するために試行錯誤した経験が。体と向き合いながら編み出したという効果抜群のメソッドをご紹介。毎日実践して体の変化を味わって。

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土台をつくると体が安定。筋肉の自由度がUP!

筋力はあっても柔軟性が足りず、ポーズに苦戦したこともあります。そんなときに体の使い方で意識したのは「安定した状態で反動をつけず伸ばす」こと。立位前屈の場合、足の安定感を高めて支点をつくるとお腹に力が入り、拮抗する背中の筋肉が伸びやすいと発見。また、「見えない抵抗をつくる」のもコツ。アップドッグであれば頭を押される力をイメージし、押し返すようにすると上体の伸びを感じられます。

壁を使い太腿、肩まわり、股関節をストレッチ

壁を使うと体の安定感が高まります。そうすると正しく体が使えるようになり、伸ばすべき部分を伸ばせます。

HOW TO

1.壁を背にして片膝を90度に。反対の膝を壁の近くにおき、足の甲を壁につけ太腿を伸ばす。1分キープし反対側も。

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2.壁の近くに立ち体は正面。壁に腕を這わせて肩甲骨~指先を伸ばす。1分キープし反対側も。

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3.壁にお尻をつけて脚を上げて開脚。かかとを外側に押し出すと安定する。5分キープ。

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Text by Ai Kitabayashi
yoga Journal日本版Vol.62掲載



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