体の硬さを乗り越えるコツ|カギは骨・関節・筋膜!筋肉の緊張をほぐす骨&関節タッピング
人気ティーチャーたちも、実は硬さを克服するために試行錯誤した経験が。体と向き合いながら編み出したという効果抜群のメソッドをご紹介。毎日実践して体の変化を味わって!
骨・関節・筋膜をほぐして筋肉をゆるめる
筋肉を効率的にゆるめるには、筋肉に直接アプローチするより骨・関節・筋膜をほぐすのが効果的。もうひとつのポイントは骨と関節の正常化です。日常生活で癖付いた歪みを取り、骨と関節をニュートラルな状態に戻すと、体は驚くほど柔らかくなりますよ。何事も、「イタイことはやらない」が大前提です。
筋肉の緊張をほぐす骨&関節タッピング
全身の骨と関節を軽くたたくタッピングは、関節の動きを滑らかにして筋肉の緊張を緩和。血流も良くなり、朝一番に行うと体がすっきり目覚めて全身の動きがスムーズになります。
HOW TO
指先を使って、骨や関節を軽くたたく。骨盤などの大きな骨は、手のひらの付け根部分を使って。
筋膜リリースでお尻と足裏のこりを解消!
長時間座ると硬くなる、お尻の横の筋膜をほぐすと、側屈がスムーズになります。足裏ほぐしは土踏まずに自然なアーチを生み出し、床を踏み込む力がUP。
HOW TO
1.横向きになり左肘をつく。左の横尻にテニスボールをあてて体を前後する。反対側も。
2.椅子に座り足裏にゴルフボールをセット。足裏の外側・中央・内側で転がす。両足で行う。
長い背骨を分割して動かし、歪みを改善!
首、胸椎、腰椎の順で背骨を分割してまんべんなく動かし、関節の歪みを正すワーク。背骨の歪みや詰まりがなくなると動きがスムーズになり、後屈がぐっとラクにできます。
HOW TO
首
1.両肘を曲げて両手は顔の横、親指は後方。あごを上げ首の付け根を前へ。
2.あごを引き手の甲を鎖骨前で合わせ首の付け根を伸ばす。5セット行う。
胸椎
1.体の脇で両肘を曲げて両手のひらは床へ。両肘を後ろに引き胸は斜め45度上へ。
2.胸前で手の甲を合わせ肘は前、胸椎を丸める。5セット行う。
腰椎
1.脚を腰幅に開き両手は腰、つま先体重でみぞおちを斜め上へ向ける。
2.膝をゆるめてあごを引き、みぞおちを引き込みながら背骨を丸める。5セット行う。
教えてくれたのは…清水鮎美先生
ヨガインストラクター。骨と関節の正しい使い方を伝える骨ナビインストラクター。マインドフルネススタジオ代官山で指導。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く