肩立ちのポーズで背骨をまっすぐに伸ばせない人へのアドバイス

 肩立ちのポーズで背骨をまっすぐに伸ばせない人へのアドバイス
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綿本彰
綿本彰
2018-09-25

日本を代表するヨガ指導者、綿本彰先生が読者のお悩みに答える連載。今回は「ショルダースタンドの時にどうしても背骨が丸まってしまう」というお悩みに、綿本先生がアドバイス。

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首への負担を考えながら壁に足をつけるなど工夫を

おそらく、背骨をまっすぐに伸ばそうとしたとき、お尻を真上に持ち上げようとするためだと思います。この場合、首が垂直に曲がらないと、背骨はまっすぐになりません。首を垂直に曲げることが危険な状態の方もいるので、まずは背骨を真上に伸ばそうとしないことが大切です。つまり首への負担が軽減する方向に背骨を傾け、もしバランスが崩れそうであれば壁に足をつけて行うなどの工夫をしつつ、背骨をまっすぐに保つことを意識されるとよいと思います。いずれにしても、体の声をききながら、体に喜んでもらえる姿勢を作るよう心がけましょう。

教えてくれたのは…綿本彰先生

日本ヨーガ瞑想協会会長、綿本ヨーガスタジオ主宰。父である同協会名誉会長、故・綿本昇師からヨガを学ぶ。大学卒業後インドに渡り、各地でヨガ、アーユルヴェーダの研修をし、帰国。1994年にヨガの指導をスタート。

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yoga Journal日本版Vol.22掲載



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