【手首が痛くてキーボードが打てない!】腱鞘炎でもPC作業がしたいときに手首に負担をかけないイメージ術

【手首が痛くてキーボードが打てない!】腱鞘炎でもPC作業がしたいときに手首に負担をかけないイメージ術
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体に無意識に入っている不必要な力みに気づき、解放する術を身につけることを目標としているアレクサンダーテクニークの実践者が、体の不調を思考から変えていくシリーズ。特定の動作について、解剖学的な視点を交えて考察し、その動作にまつわる考え方を変えるだけで有効な方法を提案します。82回目のテーマは「パソコン作業と腱鞘炎」です。

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腱鞘炎で手首が痛くてパソコン作業が辛い

腱鞘炎で悩んでいる人は多いと思います。腱とは筋肉が骨と繋がる部分のことで、ある一定の動作を過剰に行うことによって腱が炎症を起こし、腫れや痛みとなることを腱鞘炎と呼びます。手や足など、よく動くところは全て腱鞘炎になり得るわけですが、日常生活の中でよく耳にする患部は手首ですよね。パソコンやスマホの操作が日常生活の多くを占める現代社会では、ほとんどの人にとって無視できない悩みなのではないでしょうか?

なぜパソコン作業で腱鞘炎になるのか

キーボードを打とう、あるいはマウスを操作しようと思うと、意識はどうしても腕の末端である指を動かすことに向かいがちです。指を細かく動かしてキーボードを正確に打つとか、マウスをクリックするために指先に力を入れるといったことに無意識に集中してしまっているのです。そのような場合、指より内にある手首や肘、肩、延いては股関節や膝などの脚の動きまでが必要以上に力んで固定され、全身の身動きが取りにくい状況に自分を追い込んでいることが多いです。

また、手のひらの手根部(手首に近い部分)を支点としてデスクに押し当てて指を動かす習慣がある場合は、手首をさらに固定させていることになります。手首のクッションとなるリストレストなどを活用するのも有効ではありますが、手のひらの手根部を押し当てるという動作の習慣そのものを見直さない限り、大なり小なり手首への負担は免れません。手首は小さく細い骨が多く、それらを繋ぐ筋肉と腱も繊細です。それに対して、パソコン作業で行われる際の手首への負担があまりにも大きいのです。

手首に負荷をかけない動作のためのイメージ術

そこで、できるだけ手首へ負担をかけずにキーボードやマウスを操作するにはどうしたらいいのでしょうか?
次の方法を試してみてください。

1. 頭の位置と脚の存在を意識する

頭の位置と脚の存在を意識する
イラストAC


頭は耳よりも高いところにあることを思い出します。そして足裏が接地している床にも意識を向けます。座っていればお尻や太ももの裏が接している座面を感じることもできるでしょう。それらがあなたを支えてくれていて、それによって頭は自然にバランスをとっています。このようにイメージするだけでも体を軽く感じたり、肩や脇に入っていた不必要な力みが抜けたりして動きやすくなります。

2.「指が動いて、その指に手の甲や肘もついていく」と思いながらキーボードやマウスを操作する

「指が動いて、その指に手の甲や肘もついていく」と思いながらキーボードやマウスを操作する
イラストAC


次にキーボードやマウスを操作するときは、動く指先に手の甲や肘もついていく様子を思いながら行います。指先だけを動かそうとするのではなく、指の動きに伴って手首や肘が動くのも許してあげれば、1で肩や脇が緩んだことと相まって腕全体が自ずと動くようになり、手首への負担はかなり軽減されるでしょう。

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