「姿勢を正さなきゃ」を手放そう!【座ったまま1分】丸まった背中が自然に整う簡単ストレッチ
「デスクワークが続き、ふと気づくと背中が丸まっている。」「姿勢を正そうとして背筋を伸ばしても、すぐに戻ってしまう。」そんな時、とにかく背中を伸ばそうと、頑張っていませんか?実は、そのような無理なストレッチがかえって体を疲れさせてしまうこともあります。そこで今回は、丸まってガチガチの背中を無理なく整える、簡単なストレッチをご紹介。仕事の合間に座ったままできるので早速今日から試してみましょう!
「良い姿勢をキープしよう」は逆効果?
「猫背になるのは、背中やお腹の筋肉が衰えているから」と思っていませんか?もちろん体を支える筋力も大切ですが、座り姿勢が崩れる原因はそれだけではありません。画面をのぞき込む首の角度、机や椅子の高さ、骨盤の傾きなど、環境や日々のちょっとした体の使い方にも大きく影響されています。
それだけではなく、「よい姿勢にしなきゃ」と背中を無理に伸ばしたり胸を張りすぎたりすると腰が反って肩に力が入ってしまうケースも。よかれと思っていたことが、かえって体に負担をかけてしまい、逆効果になることがあるのです。
姿勢を整える鍵は背骨のしなやかな動きにあり!
背骨(脊柱)は24個の小さな骨(椎骨)がブロックのように積み重なってできています。中でも、背中の上部〜みぞおちの裏あたりに位置する胸椎は、肋骨とつながり、上体を丸める・反らす・ねじるなど、様々な動きに関わっています。
ところが、座り時間が長いとこの胸椎まわりが動きにくくなり、丸まった位置で固まりがちに。伸ばしてもすぐ戻るのはそのためで、「背中が重だるい」「伸ばそうとしても硬くて伸びない」と感じる原因はこれです。
これを防ぐには、背中を丸めたり伸ばしたり、胸や肩を開いたりする、多方向のしなやかな動きが不可欠。「丸めると猫背がクセになるのでは?」と思うかもしれませんが、背中を丸めること自体は体の自然な動きです。丸まったまま過ごすことと、意識して背骨を動かして丸めることは、同じではありません。
仕事の合間に1分!丸まった背中が自然に整う椅子ストレッチ
今回ご紹介するのは仕事の合間にもぴったり!ヨガのキャット&カウポーズを元にした、椅子に座ったままできる簡単なストレッチです。背骨の動きに目を向けて丁寧に行いましょう。
<やり方>
1)背もたれから背中を離し、足を腰幅に開いて座る。両手を太ももに置き、頭のてっぺんを天井へ向けるように背筋を自然に伸ばす。
2)息を吐きながら、手を膝の方へ滑らせ、肩甲骨の間を広げるように背中を丸める。視線はおへそへ向け、肩の力を抜く。(キャットポーズ)
3)息を吸いながら手を太もものつけ根へ戻し、胸の中央を斜め上へ向けて肩甲骨を寄せ、やさしく胸を開く。顎を上げすぎず、視線は正面から少し上へ向ける。(カウポーズ)
4)呼吸のリズムに合わせて、2〜3の動きをゆっくりと5〜10回ほど繰り返す。
胸を開く時、腰だけを反らさないこと。背骨全体をしなやかに、胸や肩を心地よく開きましょう。
小さな動きでも十分です。丸まった背中が自然に起き上がる感覚を味わいながら、意識して背骨を動かす習慣を取り入れてみましょう。
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