敬老の日に何を贈る?管理栄養士おすすめ「食べやすくて栄養もとれる」食材5選
「いつまでも元気でいてね」そんな想いを伝える敬老の日。今年は、食べる人の体をいたわる「おいしい贈り物」を用意してみませんか?年齢を重ねると、少しずつ噛む力や飲み込む力が変化したり、食事量が減ったりすることがあります。だからこそ、やわらかく食べやすいことに加えて、たんぱく質やビタミン、エネルギーなどの栄養を無理なく補える食材を選ぶことが大切です。今回は、管理栄養士がおすすめする「食べやすさ」と「栄養」を兼ね備えた食材を5つご紹介します。敬老の日の食卓に、ぜひ取り入れてみてください。
1.鮭は元気な毎日を支えるたんぱく質
鮭は、筋肉や体の組織をつくるたんぱく質に加え、骨の健康維持に関わるビタミンDも含む食材です。
調理するときは焼きすぎないことがポイントで、酒蒸しやホイル焼きにすると水分を保ちやすく、ふっくらやわらかな仕上がりになります。骨はあらかじめ丁寧に取り除いておくと、安心して食べてもらえます。
2.豆腐はつるんとなめらか、手軽なたんぱく源
やわらかく、つるんとした食感の豆腐は、食べやすさが魅力の食材ですよね。たんぱく質も含まれているので、食事に取り入れることで栄養を補えます。
冷奴もよいですが、敬老の日には湯豆腐やあんかけ豆腐もおすすめです。だしのきいたあんをかければ口当たりもなめらかになり、より飲み込みやすくなります。
3.卵で毎日の栄養を手軽にプラス
卵は、たんぱく質をはじめ、さまざまなビタミンやミネラルを含む栄養豊富な食材。
なめらかな食感を楽しめる茶碗蒸しなら、敬老の日の食卓にもぴったりかもしれません。卵料理は加熱しすぎると硬くなってしまうので、弱火でゆっくり加熱するのがコツです。
4.かぼちゃはほっこり甘く、β-カロテンも豊富
自然な甘みがおいしいかぼちゃには、体内でビタミンAとして働くβ-カロテンや食物繊維が豊富に含まれています。
ただし、かぼちゃは水分が少ないと口の中でまとまりにくく感じることがあるので、だしや牛乳などを加えて煮たり、ポタージュにしたりすると、しっとりなめらかに仕上がります。
5.バナナはやわらかく、手軽にエネルギー補給
バナナは、皮をむくだけで食べられる手軽さが魅力ですよね。食感もやわらかく、糖質を含むため、食事量が少ないときのエネルギー補給にも役立ちます。
しっかり熟してやわらかくなったものを選び、ヨーグルトやはちみつと合わせれば口当たりのよいデザートとして楽しめます。
「食べやすくするひと手間」も、愛情のひとつ
敬老の日だからといって、特別な食材を用意する必要はありません。
「おいしく食べてもらえるかな?」と相手を思いながら、やわらかく煮ることや水分を加える、骨や硬い皮を取り除くなど、小さなひと手間こそ、食べる人へのやさしい心遣いです。
いつまでも健やかに、おいしく食事を楽しんでほしいという願いを込めて、今年の敬老の日は心と体をいたわる一皿を贈ってみてはいかがでしょうか?
なお、噛む力や飲み込む力には個人差があります。むせやすい方や飲み込みに不安がある方は、食材の大きさや硬さ、水分量などに配慮し、必要に応じて医師や管理栄養士などの専門職に相談しましょう。
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