【ダシ取り不要】干ししいたけの代謝アップ茶碗蒸し #管理栄養士おすすめの簡単ダイエットレシピ

 【ダシ取り不要】干ししいたけの代謝アップ茶碗蒸し #管理栄養士おすすめの簡単ダイエットレシピ
Photo by Adobe Stock
石松佑梨
石松佑梨
2025-02-03

しいたけは干すことで保存性が増し、美味しくなるだけでなく、栄養価もアップするって知っていますか? 干ししいたけに豊富なビタミンDは、タンパク質と組み合わせることで、効率的な筋肉合成を促します。ここでは、管理栄養士おすすめの簡単ダイエットレシピを紹介します。基礎代謝を高め、燃えやすい体を目指しましょう。

広告

干ししいたけの作り方

siitake
photo by Yuri Ishimatsu

生のしいたけは傷みやすいので、できるだけ早く使い切るのが理想です。保存する場合は、干ししいたけにするのがおすすめです。特別な道具がなくても、家庭にあるザルで手軽に干ししいたけを作ることができます。

① 汚れを拭き取る
しいたけの表面の汚れをキッチンペーパーなどで優しく拭き取ります。水洗いはうまみ成分が流れてしまう可能性があるため、基本的には拭き取りで十分です。

② 石突を取り除く

③ (お好みで)スライス
早く乾燥させたい場合は、薄くスライスします。スライスすることで乾燥時間が短縮され、水戻し時間も短くなります。また、調理にもそのまま使用できるので便利です。

④ ザルに並べて干す
しいたけが重ならないようにザルに並べ、風通しの良い場所で日干しします。時々様子を見て裏返しながら、好みの干し具合になるまで干します。

しいたけを干すメリット

しいたけは干すことで保存性が増し、美味しくなるだけでなく、栄養価もアップします。以下で詳しく解説しましょう。

保存性

乾燥させることで保存期間が長くなります。セミドライしいたけは、生のしいたけよりも水分が抜けているため、保存期間は若干長くなりますが、それでも冷蔵保存が基本です。

完全に乾燥させた干ししいたけは、常温での保存が可能になります。ただしジッパー付き保存袋や密閉容器に乾燥剤と一緒に入れるなどして、湿気を避けて保存することが重要です。高温多湿の時期は、冷蔵庫で保存しましょう。

ビタミンD

天日干しによって大幅に増加するビタミンDは、筋肉の合成や免疫細胞の活性化に役立ちます。ダイエット中の運動効果を高めたり、免疫力維持に貢献します。

うまみ

乾燥によってしいたけのうまみ成分であるグアニル酸が増加します。料理の満足度を高め、少ない量でも満足感が得やすくなるため、ダイエット中の食事制限によるストレスを軽減する効果も期待できます。干ししいたけの戻し汁は、捨てずにだしに使いましょう。

【ダシ取り不要】干ししいたけの戻し汁で作る茶碗蒸し

ビタミンD豊富な干ししいたけに、タンパク質豊富な卵を組み合わせることで、効率的な筋肉合成を促し、ダイエット中の筋肉量維持に役立ちます。

ここでは、手軽に作れる電子レンジを使ったレシピを紹介します。

材料 (1人分)

干ししいたけ 1枚

卵 1個

干ししいたけの戻し汁 150ml 

薄口醤油 小さじ1/2

みりん 小さじ1/4

塩 少々

鶏もも肉 30g

かまぼこ 2切

みつば 適量

作り方

① 干ししいたけを水に浸けて戻します。

② 耐熱容器に卵を割りほぐし、干ししいたけの戻し汁、薄口醤油、みりん、塩を加えてよく混ぜます。

③ ②に、戻した干ししいたけ、鶏もも肉、かまぼこ、みつばを加えます。

④ ラップをふんわりとかけ、電子レンジ500Wで2〜3分加熱します。様子を見ながら追加で加熱してください。

⑤ 加熱が終わったら、そのまま余熱で少し蒸らすと、より美味しくなります。

 

いかがでしたか?

干ししいたけに豊富な食物繊維は腸内環境を整え、代謝を高めます。腸は免疫機能の7割を司っていると言われており、腸内環境を整えることは免疫力向上にもつながります。ダイエット中の便秘解消にも効果的です。頑張らない食トレで美味しく、無理のないダイエットを!

広告

RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

siitake