カレーに水ではなく「トマトジュース」。管理栄養士が教える、むくみが気になる人におすすめの作り方
「カレーは好きだけど、カロリーや翌朝のむくみが気になる」「ついつい食べ過ぎてしまう…」という理由からカレーを食べるのを我慢している人もいるのではないでしょうか。そんな方におすすめしたいのが、水の代わりに『トマトジュース』を入れたトマトジュースカレー。ただ注ぐだけで、代謝アップとむくみ解消が期待できる、お手軽デトックスカレーに変身します。この記事では、トマトジュースをカレーに入れることのメリットと、作るときの注意点やポイントも合わせて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
カレーにトマトジュースを入れるメリット①
①トマトジュースが『代謝アップ+むくみ解消』に良い理由は、ぎゅっと凝縮された2つの栄養素にあります。
【リコピン】
トマトの赤い色素である「リコピン」には、強力な抗酸化作用があり、血液をサラサラにする効果が期待できます。不規則な食習慣などでドロドロになった血液を改善し、全身の血流が良くなることで、細胞に酸素や栄養が行き渡りやすくなり、基礎代謝がアップします。代謝が上がると脂肪が燃えやすくなったり、水分の巡りが整うようになったりと、体がすっきりする感覚に繋がっていきます。
【カリウム】
トマトジュースには、体内の余分な塩分(ナトリウム)を水分と一緒に体外へ排出してくれる「カリウム」が豊富に含まれています。市販のカレールウには塩分が多く含まれていますが、トマトジュースに含まれるカリウムがその塩分を排泄するサポート役となってくれます。カレーを食べた翌朝に顔がパンパンにむくんでしまう…という経験がある人にはとくにおすすめの栄養素です。
カレーにトマトジュースを入れるメリット②
②トマトジュースを使うことで水にはない旨みが加わり、栄養価もアップします。
・すでに旨みが濃縮されたトマト果汁であり、青臭さや強い酸味も抑えらえているので、短時間の調理でも濃厚な旨みとコクを引き出すことができます。
・加熱加工されているため、生のトマトに比べてリコピンの吸収率が高いといわれています。
作るときの注意点とポイント
⑴必ず「食塩不使用」を選ぶ
目的は代謝をアップさせて、むくみを解消し、ダイエット効果を高めるメニューに変身させることなので、塩分入りのトマトジュースを使ってしまうと、逆に塩分の摂りすぎとなってしまいます。パッケージの表示をよくチェックするようにしましょう。
⑵カレールウの量を「2~3割減らす」
トマトジュースには、昆布などにも含まれている「グルタミン酸」という旨み成分がたっぷり含まれています。水の場合と比べて圧倒的に旨みが強いので、市販のルウの量を少し減らしても美味しいカレーができあがります。
⑶ドロドロしすぎたら「水で」調整する
水の分量を100%トマトジュースに置き換えると、かなり濃厚なカレーになるため、ドロッとしたカレーが苦手な場合は、水とトマトジュースの割合を「1:1」にして試してみて下さい。また、さらっとしたタイプのジュースを選ぶようにすると良いですね。
まとめ
水の代わりにただ注ぐだけで、代謝アップとむくみ解消が期待できるトマトジュースカレー。手間をかけずにデトックス効果を引き上げてくれます。我慢して食べる量を減らすのではなく、体に不要な塩分や体内に停滞している水分を排出したり巡らせてあげることにポイントを当てて、今よりも健康的に美味しくカレーを楽しんでみてくださいね。
【参考文献】
あたらしい栄養学/高橋書店
【ライター】やなぎかおり
特別養護老人ホームにて介護食の大量調理や栄養士業務を経験。働きながら管理栄養士の資格を取得。その後、中学校給食センターにて、献立作成、給食管理、食育授業に携わる。結婚、出産を経て、ヘルスケア栄養指導士の資格を取得。子育てをしながら栄養に関する記事執筆を行っている。
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