ハワイで大人気!6万点もの作品を手掛けたアートヨギ・Miro氏にインタビュー

ハワイで大人気!6万点もの作品を手掛けたアートヨギ・Miro氏にインタビュー
Mirori Imai
寺岡早織
寺岡早織
2019-03-30

ハワイでは"It's a small world!"(世間は狭いね!)や、小さな島では、"Everyone knows everyone"(みんながみんなを知っている)という言い回しをよく耳にします。会ったことがなくても、知り合い同士が繋がっていたりすることもしばしば。筆者も先日、「いつかは会いたい!」と思っていた、ハワイで大人気のArtistYogini(ヨガインストラクター兼アーティスト)のMiroさんに、偶然会うことができました。「ヨガが繋いでくれたご縁」に感謝し、今回はMiroさんについてご紹介します!

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アートヨギ・Miro氏にインタビュー

ホノルルで活躍する日本人ヨガインストラクターはたくさんいます。ホテルのヨガクラス、ビーチヨガ、またはローカルのスタジオでクラスを教えるインストラクター、スタジオ経営者…そんな中でも、MiroさんはArtistとYoginiの二つの顔を持つ、異色のヨガインストラクター。アーティストとしては、カフェやホテル、サロン、イベントやドラマなどの壁画の仕事も含め6万点以上の絵を手がけてきました。一体どのようにこのキャリアを築いて来たのでしょうか。

Miro
ハワイ在住7年のMiroさん。ArtistYoginiとして活躍中

アーティストとして歩むようになったきっかけは?

Miroさんは福岡生まれの福岡育ち。父方のご実家はお寺で、お経や法話が自然と耳に入る環境。周囲には書家の方がたくさんいたそうです。母方の家系はエンターテイナーが多く、親戚には舞台俳優、声優、ジャズシンガーなども。自然とアーティスティックな感性と精神性が培われたそうです。そんなご両親の影響を受け、Miroさん自身も幼い頃から「表現者になりたい」という思いを持っていました。

卒業後に上京して、お芝居やダンスなどの舞台に立ちながら本当に自分のしたいことができる道を探していた時、なぜかふと散歩中に「そうだ、絵を描こう!」と直感で思い立ちました。実はそれまでは絵を描いたこともなく、身近にある絵といえばお寺にあるような水墨画。小さい頃から身近にありすぎたことから、水墨画は描きたくなかったそう。そこで、指や手を使って感覚的に描くことができるパステルを使うことにします。これは学生時代の友人が教えてくれた画材で、「これならどんどんイメージが湧いてくる!」と思えたそうです。

このことをきっかけに、以前から漠然と考えていた「関わった人が前向きになれる、その人の人生に光をともせるような活動がしたい」という思いに対し、「絵を描くことでそれを実現したい」と決意。次の日にはお芝居も全てやめて、画材を買って表参道の路上で絵を描くことを始めました。色使いの美しさからあっという間に話題になり、テレビや雑誌の取材やイベントの依頼も来るように。そして20〜30代は絵の仕事で全国を飛び回る生活となったそうです。

Miro
Miroさんが壁画を手がけたヨガスタジオMaulea。恵比寿にあります

ヨガとの出会いは?

ヨガと出会ったのはグアムです。仕事の一環として、学校で絵のデモンストレーションをすることになり、その時の美術の先生がヨガの先生を紹介してくれました。連れて行かれた先は、自然の中にあるお堂みたいな場所。当時は英語があまりわからなかったMiroさんでしたが、ヨガがフィジカルだけでなくメンタルの良さもあることを感じ取ることができました。「学生時代では演劇を専攻。在学中にはインド哲学やヨガなどを組み込んだ発声法を習っていたのが、今思えばそれものちにヨガに繋がる一歩だったかも…」とMiroさんは振り返ります。

その後、グアムを行き来する間その先生のもとに通い続けていたところ、さらにその先生の師匠を紹介され、バリでヨガのティーチャートレーニングを受けることになりました。トレーニングを終えてグアムに戻ると、クラスの代行を依頼されたため、すぐにヨガの指導を始めました。Miroさんが習ったヨガのスタイルはハタヨガですが、当時まだFlowスタイルのヨガが一般的ではなかった頃でした。しかし、高校時代にTai-chi(太極拳)をしていたMiroさんは、動きを区切らずに流れるように続けていくことが体に染み付いていたため、Flowスタイルでヨガを行うように。身体を効果的にゆるめられる上に、ポーズができるかどうかどいうことよりも「動いていて楽しい!」という感覚を生徒さんに持ってもらえるので、Miroさんのクラスのは自然とFlowスタイルとなりました。

グアムでは、バリの師のもとに毎年通い続け、ヨガ以外にもVeganism(ヴィーガニズム=菜食主義)、アーユルヴェーダ、マクロビオティックを学び生活の中で実践して行きます。さらに、滞在中に現在のご主人に出会います。「人生の一番の転機が、グアムでの日々でした」とMiroさんは語ります。そして2012年には、ハワイに移住。絵の創作活動を続けながら複数のヨガスタジオやビーチでクラスを担当し、さらにRYT200と300のティーチャートレーニングを担当するようになりました。

Miro
Miroさんが教えるビーチヨガの様子

Miroさんの伝えたいヨガ

Miroさんの伝えたいヨガは「調和」。本来の自分や周りの人、自然や地球との繋がり、思いやりに満ちた生き方の知恵としてヨガを学び、ポーズだけでなく、日々の考え方、生き方をヨガを通して伝えています。そしてヨガが心身共にいきいきと生きていくためのツールとして、私たちの現代の生活にどのように取り入れられるかもシェアしていきたいと考えているそうです。 

Miroさんは、現在ハワイのスタジオ2か所で行われるティーチャートレーニングで「ヨガ哲学」と「エネルギー解剖学」を担当。日本では恵比寿のMaulea StudioにてWorkshopとRYT200ティーチャートレーニングのメイン講師を務め、ハワイと日本の架け橋としても活躍中です。

ティーチャートレーニングで使うのはMiroさん自作のアーティスティックなテキスト。その鮮やかな色使いは見ているだけで心が癒されます。マクロビオティックにも精通し、過去にはレシピ本も出版してているMiroさん。ティーチャートレーニングの中で、お手製のVegan Lunchの実食もあるそうです。

Miro
日本でのWS参加者と

 

Miro
Miroさんの著書『野菜の楽園ごはん』

 

Miro
Miroさんお手製のVegan Lunch

 

ヨガインストラクターとしてもアーティストとしても精力的に活動を続けるMiroさんですが、ヨガに出会ったことで描く絵も変わってきたと言います。ヨガを生き方として学び始めるうちに、絵で表現していきたいと考えていた「心の楽園のドアを開いていく旅」とヨガの「うちなる喜びを見つけていく旅」というテーマがシンクロし、ヨガと絵がお互いに良い影響を与え合うようになったのだそう。現在もMiroさんの描くアートは進化を続けています。

Miro
Miroさんの作品。とても幻想的で目の覚めるようなポップな色使いが素敵です!

 Miroさんは、独自の世界観を持ったとてもユニークな人柄で、まさにアーティスト!  毎年日本でのワークショップは予約開始から2~3日で満席になる人気ぶりです。受講した生徒さんからは「とにかく楽しかった!」「パワーを受け取ってポジティブになれた!」というポジティブなフィードバックばかりで、Miroさんに会うためにハワイにくるという方もたくさんいるそうです。ヨガ指導者としてだけでなく人としての魅力にもあふれたMiroさんに取材をしているうちに、筆者もその魅力にどんどん惹きこまれていきました。

ハワイと日本をつなぐArtistYoginiとして活Miroさんの活動はmirori imaiさん公式HPからもご覧ください。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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