下剤・鼻オイル・浣腸…3つの特別療法とは【スリランカ「パンチャカルマ」体験レポート ♯6】

 下剤・鼻オイル・浣腸…3つの特別療法とは【スリランカ「パンチャカルマ」体験レポート ♯6】
NOBUE SUZUKI
鈴木伸枝
鈴木伸枝
2019-03-27
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この薬を服用するのは、なんと朝の5時。まずはオイルを飲んでから下剤を飲みます。このオイルを飲むのが、何気にしんどかったです。本当に油を飲み込むわけですから。その後沢山のお白湯を飲むようにと指示があります。

当然のことながら、この日は朝のヨガはお休みです。というより、それどころではなくなります。先生の話では「終わった後は少しお腹が痛くなって、何回もトイレに行きます」と聞いていましたが、私はかなり痛かったです。この痛みの度合いは人によるようですね。この後3時間くらいはトイレと友達です。2ロールあったトイレットペーパーが無くなりそうになる勢いです(お部屋にはスリランカ式ウオッシュレット=西洋式のビデがトイレにはついているので、紙ではなくお水で洗うのも肌にやさしいかもしれません)。

最後は水とオイルしか出なくなります。10~15回トイレに行ったら、レストラン頼んでキングココナッツウォーターをもらいます。私は普段ココナッツウォーターが苦手なのですが、この時はものすごく美味しく感じられました。

パンチャカルマ
キングココナッツウォーターが美味しい

このココナッツウォーターを飲んだ後1~2時間お白湯を飲むことをストップします。このあたりから、お腹の痛みと止めどないお通じが収まってきました。すでにかなりの体力を消耗したので、一度仮眠をとりました。

パンチャカルマ
居心地良いお部屋空間が唯一の救い

この後に、先生が様子を見に来てくださいます。大丈夫そうであれば、消化に良いお粥のようなものをいただきます。食べる気力が無かったので、食べなくても良いか?と先生に伺ったら、食べて下さいとのことでした。「ハァ…。」と思いながら無理して食べたところ、元気が回復したように感じました。先生の言うことは素直に聞くものですね。

この日の体のマッサージは、軽いフットマッサージとヘッドマッサージのみ。このマッサージが終わる頃には、お腹の調子はおちつき、むくみがとれて体がとても軽くなりました。夕食の時には通常のご飯を食べることができました。

パンチャカルマ
アーユルヴェーダ式お粥

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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