夏の「麦茶」だけでは足りない。汗で失われるミネラルを補える食べ物3選|管理栄養士が解説
厳しい暑さが続いており、少し外に出ただけでも汗をかいてしまいますよね…。汗をかくと体内の水分だけでなく、ナトリウムやカリウムなどのミネラルも失われてしまいます。ミネラルが不足すると熱中症の危険性が高くなるので、汗をかいたときは水分だけでなく、ミネラルも補給することが大切です。ここでは、ミネラルを補えるおすすめの食べ物を紹介します。
ミネラルが不足するとどうなる?
暑いときや運動をすると汗をかきます。汗は体温を調節する働きがあり、夏の汗は体温が上がりすぎるのを防いでくれます。しかし、大量に汗をかくと体内の水分だけでなく、ナトリウムやカリウムといったミネラルも失われてしまいます。
特にナトリウムは体の水分バランスを保ったり、神経や筋肉の動作に欠かせない栄養素のため、不足してしまうと脱水症状や足の痙攣(こむら返り)、熱中症のリスクが高くなります。汗をたくさんかいたときは水だけでなく、ミネラルが含まれている麦茶やスポーツドリンク、塩分タブレットなどを意識して口にするようにしましょう。
麦茶はミネラル豊富!
夏の飲み物といえば、麦茶を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。麦茶はカフェインが含まれていないので、赤ちゃんからお年寄り、妊娠中の方も安心して飲むことができます。さらに、カリウムやマグネシウム、リンなどのミネラルが含まれているので、まさに夏の水分補給にはぴったりです。
麦茶にはナトリウムがあまり含まれていないので、大量に汗をかいたときは、塩を少し加えてみるのもいいですよ。
ミネラルを補えるおすすめの食べ物3選
汗をたくさんかいたときは、水分だけでなくミネラルの摂取も心がけることが大切です。麦茶以外にも手軽にミネラルを補える3つを紹介するので、参考にしてみてくださいね。
梅干し
梅干しは塩分が含まれているので、汗で失われたナトリウムを補給するのにおすすめです。また、疲労回復に役立つクエン酸も含まれているので、夏バテの予防にもぴったりです。
ご飯のおともとしてよく食べられますが、水に梅干しを入れた「梅水」は水分とミネラルが摂れるので、汗をかいたときにおすすめです。ただし、塩分が多いので1日1〜2粒程度として、食べ過ぎには気をつけましょう。
海藻類
わかめやひじき、昆布などの海藻には、カルシウムやカリウム、マグネシウムなどさまざまなミネラルが含まれています。味噌汁やサラダ、和え物にプラスするだけで、手軽にミネラルを補えるのもうれしいところ。
汗を大量にかいたときは、塩昆布を使えばナトリウムも一緒に摂ることができますが、塩分の摂りすぎには気をつけましょう。
枝豆
夏のビールのおともと言えば枝豆を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。実は枝豆もカリウムやマグネシウムなどのミネラル、さらに良質なたんぱく質やビタミンB1・B2などが含まれています。
さまざまな栄養を手軽に摂れるので、暑さで食欲が落ちているときにもおすすめの食材です。
汗をかいたらミネラル補給を忘れずに
汗をかくと水分を取るように意識する人は多いと思いますが、汗と一緒にミネラルも失われてしまいます。
ミネラル不足は熱中症のリスクも高くなってしまうので、水分だけでなく、ミネラルも意識して取り入れることがとても大切です。
麦茶だけでなく、今回紹介した「梅干し・海藻類・枝豆」もぜひ普段の食事に取り入れて、暑い夏を元気に過ごしていきましょう!
【参考文献】
・厚生労働省 健康用語辞典「ナトリウム」
・厚生労働省 健康用語辞典「カリウム」
・環境省 熱中症予防情報サイト「熱中症の基礎知識」
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