尿もれが気になる更年期世代必見!【息を短く吐くだけ】骨盤底筋を活性化エクササイズ
「くしゃみをした瞬間にヒヤッとした」「笑った拍子に少し尿もれしてしまった」という経験はありませんか?更年期は女性ホルモンの減少によって骨盤底筋の機能が低下しやすいと言われています。そこで今回は、骨盤底筋を活性化しやすくする呼吸を活用したエクササイズをご紹介します。
骨盤底筋は「タイミングよく働く力」が大切
骨盤底筋は骨盤の底で膀胱や子宮、直腸などをハンモックのように支えている筋肉です。骨盤底筋は姿勢や内臓を支えるだけでなく、咳やくしゃみ、笑った瞬間など、お腹の圧(腹圧)が急激に高まる場面で、素早く働いて尿道を支える役割も担っています。
しかし、更年期は女性ホルモンの減少や加齢の影響を受け、骨盤底筋の筋力や機能が低下しやすいと言われています。その結果、急な腹圧に対して骨盤底筋の働きが間に合わず、尿もれが起こりやすくなることも。そのため、骨盤底筋は必要なタイミングで自然に働ける状態を保つことが大切です。
骨盤底筋をうまく働かせるには
骨盤底筋は自分の意思で動かせる随意筋ですが、単独で働かせる感覚をつかみにくい部位でもあります。
骨盤底筋はインナーユニットと呼ばれるインナーマッスルの一つで、呼吸の働きを担う横隔膜、お腹をコルセットのように支える腹横筋、背骨を安定させる多裂筋と連動しながら体幹を支えています。そのため、骨盤底筋だけを意識して力いっぱい締めようとするよりも、呼吸と姿勢を整えながら動かす方が自然に働きやすくなるのです。
今回ご紹介する椅子を使ったエクササイズでは、骨盤底筋の働きをサポートする大殿筋と内転筋群も自然に使われます。大殿筋は肛門括約筋を介して、内転筋群はお尻のインナーマッスルである内閉鎖筋を介して骨盤底筋と連動しています。お尻や内ももの筋肉を働かせながら「フッ」と短く息を吐くことで、お腹が軽く引き締まり、骨盤底筋も呼吸に合わせてタイミングよく働きやすくなります。
骨盤底筋だけを頑張って締めようとするのではなく、呼吸や姿勢、お尻や内ももの筋肉との連動を意識することで、より自然に働きやすくなります。
「フッ」と息を短く吐くだけ!骨盤底筋を鍛えるエクササイズ
<やり方>
1)椅子に浅く座り、脚を肩幅より広めに開いて膝とつま先は同じ向きにセット。背すじは伸ばし、膝が内側に倒れないように足裏で床をしっかりととらえておく。
2)お腹に片手を当てて、鼻から「フッ、フッ」と短く息を吐き続ける。
3)息を吐くタイミングでお腹がキュッと薄くなるのを感じられたら、両手を肩の高さで真横に開いて両肘を90度に曲げた姿勢で呼吸を続ける。目安は1回30秒。
息を吐くたびにお腹が軽く引き締まり骨盤の底がふわっと持ち上がるような感覚をつかめるのが理想です。毎日の習慣として続けることで、骨盤底筋が呼吸と連動しやすくなり、くしゃみや笑った瞬間など、急に腹圧が高まる場面でも働きやすい体づくりにつながりますよ!
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
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