「りんご酢白味噌の発酵タルタル」と40代からの血圧ケアに食べたい夏野菜3選|管理栄養士の発酵カフェ人気レシピ
私は管理栄養士としてだけでなく、発酵食カフェを神戸で経営しています。その発酵食カフェでも人気の「発酵タルタル」と毎日取り入れたい「血圧ケア食材」をご紹介します。 カリウム・食物繊維・抗酸化成分・良質なたんぱく質毎日の食卓で自然に取り入れられる食材ばかりです。
マヨネーズ控えめでも大満足。「りんご酢白味噌の発酵タルタル」
発酵食カフェで人気なのが、この「発酵タルタル」です。
一般的なタルタルソースは、マヨネーズをたっぷり使うレシピが多いですが、このレシピは白味噌とりんご酢の力を借りることで、コクがありながら軽やかな後味に仕上げています。
おすすめは、まろやかな酸味とうま味を楽しめるにごりタイプのりんご酢。黒酢や赤酢でもおいしく作れます。
お酢の酸味が味全体を引き締めてくれるため、塩分を増やさなくても満足感のある味わいになります。
りんご酢白味噌の発酵タルタル
材料(2~3人分)
- ゆで卵 2個
- 白味噌 大さじ2
- にごりりんご酢(黒酢・赤酢でも可) 大さじ1
- 甘酒 小さじ2
- エクストラバージンオリーブオイル 小さじ1
- 粒マスタード 小さじ1(お好みで)
- 黒こしょう 少々
- パセリ 適量
作り方
① ゆで卵を粗く刻む。
② 白味噌、りんご酢、甘酒、オリーブオイルを混ぜる。
③ 卵と合わせ、粒マスタード、黒こしょう、パセリを加えて完成。
管理栄養士のアドバイス|「引き算」ではなく「置き換え」で血管を守る
40代以降は、「脂質を減らす」「塩分を減らす」と我慢ばかりの食事では長続きしません。
大切なのは、おいしく置き換えることです。
脂質はエネルギー源になるほか、細胞膜の構成成分となり、脂溶性ビタミンの吸収にも関わる大切な栄養素です。オリーブオイルやナッツ、青魚などに含まれる不飽和脂肪酸は積極的に取り入れたい一方で、脂質の摂り過ぎや、飽和脂肪酸を過剰に摂る食生活は、血管や心血管の健康に影響を与えることが知られています。
今回の発酵タルタルは、マヨネーズを白味噌とお酢に置き換えることで、コクを残しながら脂質を大幅に減らしました。
一般的なタルタルとの比較(全量)
一般的なタルタル:発酵タルタル
- エネルギー 約470kca:l約260kcal
- 脂質 約43g:約16g
- 飽和脂肪酸 約6〜7g:約3g
- 食塩相当量 約1.8g:約1.2g
- 脂質は約60%カット、飽和脂肪酸は約50%カット、エネルギーは約45%カット。
お酢の酸味を生かすことで、調味料を必要以上に足さなくても味にメリハリがつきます。ただし、白味噌には塩分が含まれるため、使用量や商品の栄養成分表示を確認しましょう。
発酵タルタルに合わせたい、血圧ケアの「夏野菜3選」
血圧が気になると塩分ばかりを意識しがちですが、忘れてはいけないのがカリウム。
カリウムは体内の余分なナトリウムの排出を助け、血圧管理をサポートする栄養素です。
※腎臓病などでカリウム制限を受けている人は、医師や管理栄養士に相談してください。
発酵タルタルにベストマッチな夏野菜3選
① トマト|リコピンなどの抗酸化成分を含む
主な栄養
〇カリウム→余分なナトリウム排出をサポート
〇リコピン→強い抗酸化作用、血管の酸化ストレス対策
〇ビタミンC
〇水分約94%
暑い夏の水分補給にもおすすめ。
発酵タルタルとの相性★★★★★
② オクラ|食物繊維をプラスしたいときに
主な栄養
〇カリウム
〇食物繊維(ペクチンなど)
〇マグネシウム
オクラには食物繊維が含まれ、腸内環境を整える食生活にも取り入れやすい食材です。そうめんに不足しがちな食物繊維やカリウムを補いやすく、卵を使った発酵タルタルを添えることで、たんぱく質も一緒に摂れます。
③ なす|水分が多く、夏にも食べやすい
主な栄養
〇カリウム
〇ナスニン(皮)
〇食物繊維
〇水分約93%
焼くより蒸すことで油を減らせます。お酢との相性も抜群。
いかがでしたか?毎日のサラダを、ちょっとアレンジしてヘルシーに。ぜひ試してみてくださいね。
参考文献:
日本高血圧学会『高血圧管理・治療ガイドライン2025』
厚生労働省『日本人の食事摂取基準(2025年版)』
厚生労働省「栄養・食生活と高血圧」e-ヘルスネット
文部科学省『日本食品標準成分表(八訂)増補2023年』
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