雑穀米と玄米、痩せたい人が選ぶべきは「玄米」その理由は?|管理栄養士が徹底比較

雑穀米と玄米、痩せたい人が選ぶべきは「玄米」その理由は?|管理栄養士が徹底比較
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健康志向の方に人気の雑穀米と玄米。どちらも白米より栄養価が高いイメージがありますが、ダイエット中に選ぶならどちらが良いのでしょうか?カロリー、糖質、GI値、食物繊維など、さまざまな角度から比較して解説します。

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結論:痩せたいなら「玄米」

ダイエット中に選ぶなら、玄米がおすすめです。玄米はGI値が低く血糖値の上昇が緩やかで、食物繊維も豊富。腹持ちが良く、自然と食べ過ぎを防いでくれます。雑穀米も悪くはありませんが、市販の多くのものは白米ベースのため、雑穀の配合量が少ないと玄米ほどのダイエット効果を実感しにくいケースがあるのが実情です。

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カロリーと糖質で比較

茶碗1杯(150g)で比較すると、カロリーは玄米が約228kcal、雑穀米が約220〜230kcal 、白米が約234kcalとほぼ同程度。糖質も玄米が約51g、雑穀米が約48〜52g 、白米が約55gと実はどれも大きな差はありません。カロリーや糖質だけで見ると、どちらを選んでも大差がないように見えます。

GI値で比較:安定感で玄米のリード

ダイエットで重要なのがGI値(血糖値の上がりやすさ)です。玄米のGI値は約55と低GI食品に分類されます。一方、雑穀米は白米に雑穀を混ぜたものなので、GI値は約60〜65程度。白米(GI値約80〜90)よりは低いものの、玄米には及びません。GI値が低いほど血糖値の急上昇を抑え、脂肪の蓄積を防ぎやすくなります。

食物繊維で比較:ブレンド次第で実力伯仲

食物繊維は玄米が圧倒的に優秀です。茶碗1杯あたり、玄米は約2.1g、雑穀米は約0.8〜1.5g(配合による)、白米は約0.5g。玄米は米ぬかと胚芽が残っているため、常に安定して食物繊維が豊富です。食物繊維は腸内環境を整え、満腹感を持続させる効果があり、ダイエットの強い味方になります。

腹持ちと噛みごたえで比較

玄米は独特のプチプチとした食感で、自然とよく噛んで食べることになります。噛む回数が増えると満腹中枢が刺激され、少量でも満足感を得やすくなります。また、消化に時間がかかるため腹持ちが良く、間食を防ぐ効果も。雑穀米も白米よりは噛みごたえがありますが、外皮(ぬか層)に覆われた玄米のタフな噛みごたえには及びません。

雑穀米のメリットもある

玄米が苦手な方には雑穀米がおすすめ。白米に近い食べやすさで、ビタミンやミネラルを手軽に補えます。あわ、ひえ、きび、もち麦など、配合される雑穀によって栄養価も変わります。特にもち麦入りの雑穀米は食物繊維が豊富で、ダイエット向きです。続けやすさも大切なポイントです。

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まとめ

ダイエット効果を確実かつ安定して狙うなら、GI値が低く食物繊維が豊富な玄米がおすすめ。腹持ちも良く、自然と食べ過ぎを防いでくれます。玄米が苦手な方や、まずは手軽に始めたい方は、もち麦入りの雑穀米から試してみてください。どちらも白米より栄養価が高いので、まずは続けることが大切です。

参考文献

文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2024年」
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」
厚生労働省 e-ヘルスネット「血糖値」「食物繊維」

記事監修/亘美玲

管理栄養士。病院栄養士として七年間勤務後、食品会社にて約十五年間、メディカルサプリメントや機能性表示食品の商品開発責任者を務める。自身の妊娠・出産、離乳食作りの経験をきっかけに母子栄養の研究を重ね、現在は産前産後ママの栄養サポート、栄養相談、料理教室、レシピ提案、執筆、栄養学講座など幅広く活動している。

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