更年期世代が本格的な暑さの前に整えておきたいこと|夏が苦手だった私が変われた理由

更年期世代が本格的な暑さの前に整えておきたいこと|夏が苦手だった私が変われた理由
Adobe Stock
高本玲代
高本玲代
2026-06-26

更年期の方に向けたサービス「よりそる」を運営する高本玲代さんが、自身の体験を交えて綴るコラム連載。 今回は、更年期世代にとって苦痛を感じる暑い季節が到来する前にやっておきたいことをご紹介します。

Google Newsでヨガジャーナルの記事が見つけやすくなります

Googleに登録する
広告

私は昔から夏が苦手でした。暑いだけで疲れる。外に出るのがおっくうになる。毎年夏が近づくと、「またあの季節が来るのか」と少し憂うつな気持ちになっていました。

更年期世代の方からも、「夏が来るのが怖いです」「毎年夏になると体調を崩します」というお話を伺うことがあります。

実は私自身も、ある時期から夏になると夜中に寝汗をかいて目が覚めるようになりました。

一晩のうちに何度も目が覚めることもありました。

朝起きても疲れが取れていない。

寝たはずなのにスッキリしない。

そんな状態が続いていたのです。

当時は医療機関にも相談し、ホルモン補充療法を活用していた時期もありました。

そのおかげで助けられた部分もたくさんあります。

ただ、それと同時に少しずつ意識するようになったことがありました。

それは、普段から体を動かし、汗をかく習慣をつくることです。

最初から大きな変化があったわけではありません。

けれど続けていくうちに、以前ほど夏への苦手意識がなくなっていることに気づきました。

現在はホルモン補充療法も終了していますが、以前のように寝汗で何度も目が覚めることはほとんどなくなりました。

もちろん、これは私自身の経験であり、すべての方に同じことが当てはまるわけではありません。

それでも、これまで多くの方のご相談をお受けしてきた中で感じるのは、夏が苦手な方ほど「夏になってから何とかしよう」としていることが多いということです。

だからこそ私は、本格的な暑さが来る前のこの時期の過ごし方がとても大切だと感じています。

少しずつ体を動かしておく

夏が苦手な方ほど、暑くなると外に出ることが減ります。

すると体を動かす機会も少なくなり、さらに暑さがつらく感じられることがあります。

だからこそおすすめしたいのは、今のうちから少しずつ体を動かしておくことです。

激しい運動である必要はありません。

散歩でも構いません。

ストレッチでも構いません。

ヨガでも構いません。

大切なのは、「続けられること」です。

私自身も特別な運動をしていたわけではありません。

少し汗ばむ程度に体を動かすことを続けていました。

すると夏が来たときの体の負担が以前より少なく感じられるようになりました。

汗をかくことに慣れておく

私たちは快適な環境で過ごせるようになりました。

エアコンのある部屋、涼しい職場、快適な移動手段。

それ自体はとてもありがたいことです。

一方で、汗をかく機会が減っている方も少なくありません。

夏が苦手だった頃の私は、できるだけ暑さを避けようとしていました。

けれど今振り返ると、暑さを避けることばかり考えていたようにも思います。

だからこそ今の時期は、少し汗ばむくらいの活動を取り入れてみるのもおすすめです。

汗をかくことが目的ではありません。

体を少しずつ季節に慣らしていくことが目的です。

意識してリラックスする時間をつくる

更年期世代の女性は本当に忙しい方が多いと感じます。

仕事、家事、家族のこと、親のこと。

自分以外の誰かのために動いている時間がとても長いのです。

だからこそ、意識して休む時間をつくることも大切です。

本を読む。

好きなお茶を飲む。

音楽を聴く。

ヨガをする。

何もしない時間を持つ。

どれも特別なことではありません。

けれど、そうした時間があるかないかで心の余裕は大きく変わります。

夏になると体は想像以上にエネルギーを使います。

だからこそ今のうちから、頑張るだけではなく、休むことにも慣れておきたいものです。

睡眠を後回しにしない

本格的な暑さが始まると、睡眠の質が落ちる方も少なくありません。

だからこそ今の時期から睡眠を大切にする習慣をつくっておくことがおすすめです。

少し早く寝る。

寝る前のスマートフォンを控える。

夜をゆったり過ごす。

どれもシンプルなことですが、続けることで土台が整っていきます。

体調を整えるために何か新しいことを始めるよりも、まずは睡眠を後回しにしないこと。

それだけでも夏の過ごしやすさは変わってくるように感じています。

夏を乗り切るのではなく、夏と付き合う

昔の私は、「どうやって夏を乗り切るか」を考えていました。

けれど今は少し考え方が変わりました。

夏は敵ではありません。

無理に戦うものでもありません。

暑い日は暑い。

疲れる日は疲れる。

その前提で、自分の体と相談しながら付き合っていけばいいのだと思うようになりました。

更年期は、自分の体との付き合い方を学び直す時期でもあります。

だからこそ、昔と同じように頑張ろうとするのではなく、今の自分に合った過ごし方を見つけていくことが大切なのかもしれません。

最後に

夏が苦手な人ほど、本格的な暑さがやってくる前の過ごし方が大切です。

何か特別なことをする必要はありません。

少し体を動かす。

少し汗をかく。

しっかり休む。

よく眠る。

そんな小さな積み重ねが、夏を迎える体の準備になります。

私自身、以前は夏が来るたびに身構えていました。

けれど今は、「今年の夏はどう過ごそうかな」と考えられるようになりました。

もし夏が苦手だと感じているなら、ぜひ今から少しずつ準備を始めてみてください。

その小さな積み重ねが、今年の夏を少しラクにしてくれるかもしれません。

Google Newsでヨガジャーナルの記事が見つけやすくなります

Googleに登録する
広告

RELATED関連記事