話が長くなってしまい、何が言いたいのか伝わらない…【脳科学者が教える】伝わる話のまとめ方

話が長くなってしまい、何が言いたいのか伝わらない…【脳科学者が教える】伝わる話のまとめ方

「何回伝えても伝わらない」そんな日常のコミュニケーションのイライラは、この本で解消!脳科学者の西剛志(にし・たけゆき)さんの著書『脳科学×最新研究が解き明かす64のテクニック 「伝える」が「伝わる」に変わるひみつ』(アスコム)より、内容を一部抜粋して紹介します。

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複雑な話は「三部構成」で「3つに区切る」だけで理解しやすくなる

伝え方NG:「あれも大事で、これもあって、さらに言うと………」
伝え方OK:「大切なことは3つあります。AとBとCです」 

伝える天才が実践している「三部構成のリスト」

あなたは、カリスマと呼ばれる人を見たことがあるでしょうか。私たちはなぜ、カリスマに惹きつけられるのでしょうか。その理由のひとつは、価値観が明確で、わかりやすいことです。John Antonakisは、カリスマ的リーダーの言語パターンを分析し、彼らが頻繁に「三部構成のリスト」を使っていることを明らかにしました。それは、

「大切なことは3つあります」
「ポイントはAとBとCです」

と最初に宣言してしまう話し方です。複雑なテーマであっても、「3つ」と区切られるだけで、ぐっと理解しやすくなります。これは、私たちの脳が“シンプルで整理された情報”を好む「流暢性の処理」という性質を持っているからです。わかりやすいものは、それだけで正しく感じられる。だから印象にも残りやすいのです。

 
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スティーブ・ジョブズも「3つ」で語った

スティーブ・ジョブズは、2007年にiPhoneを初めて発表したとき、こう表現しました。「これは3つの機能を持つデバイスです。音楽(iPod)、電話、そしてインターネットです」 革新的で複雑な製品を、たった3つの言葉に集約して伝えたのです。聞き手は「3つ」と示された瞬間に、情報を整理しながら受け取ることができます。ほかにも、吉野家の「うまい、やすい、はやい」の企業理念も有名ですが、イメージが伝わりやすくなりますよね。最初は、どうしても話が長くなってしまいます。あれもこれもと、伝えたいことを足してしまうからです。けれど、「大切なことは3つあります」と言い切ってしまうと、それだけで、自分の頭の中も整理されていきます。ぜひ試してみてください。

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まとめ

複雑な話ほど、「3つ」にまとめる。それだけで、言葉は整理され、伝わり方は変わる

『脳科学×最新研究が解き明かす64のテクニック 「伝える」が「伝わる」に変わるひみつ』(アスコム)
『脳科学×最新研究が解き明かす64のテクニック 「伝える」が「伝わる」に変わるひみつ』(アスコム)
 

この本の著者…西剛志(にし・たけゆき) 

脳科学者(工学博士)、分子生物学者。1975年生まれ。東京工業大学(現東京科学大学)大学院生命情報専攻卒。博士号を取得後、特許庁を経て、2008年にうまくいく人とそうでない人の違いを研究する会社を設立。世界的に成功している人の脳のしくみ、才能を引き出す方法を提供するサービスを展開し、全国の上場企業から教育機関、高齢者、主婦までこれまで4万人以上に講演会を提供。テレビ朝日系『羽鳥慎一モーニングショー』をはじめ、NHKから日本経済新聞までメディア出演多数。著作は『80歳でも脳が老化しない人がやっていること』(アスコム)、『1万人の才能を引き出してきた脳科学者が教える 「やりたいこと」の見つけ方』(PHP研究所)、『脳科学的に正しい! 子どもの非認知能力を育てる17の習慣』(あさ出版)など、海外を含めて脳に関する書籍は累計発行部数 45万部を突破。また、TBS Podcast『脳科学, 脳LIFE』のパーソナリティとして、脳科学の最新知見をわかりやすく発信している。

 

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『脳科学×最新研究が解き明かす64のテクニック 「伝える」が「伝わる」に変わるひみつ』(アスコム)