老化を加速しているかも!?体の「サビ」「焦げ」を防ぐ食べ方|管理栄養士が解説
「体のサビ」「体の焦げ」という言葉は聞いたことはありますか?体のサビは「酸化」体の焦げは「糖化」のことを指します。酸化は紫外線やストレスによって発生する活性酸素が細胞を傷つける状態。糖化は、余分な糖とたんぱく質が結びついて老化物質(AGEs)を作る現象です。どちらも年齢を重ねることで進みやすくなりますが、毎日の食べ方や生活習慣によっても影響を受けます。日々のちょっとした食べ方でサビや焦げを防ぐことがでるので、今回は、体のサビと焦げを防ぐための食べ方を3つご紹介します。
サビと焦げから身を守る食べ方3選
① 野菜から食べる
食事の最初に野菜や海藻、きのこ類を食べることは糖化対策に役立ちます。野菜に含まれている食物繊維には、糖の吸収をゆるやかにする働きがあります。
いきなりご飯やパン、麺類から食べるよりも血糖値の急上昇を抑えやすくなります。
例えば
・サラダ
・スープ
・お浸し
・野菜炒め などを最初の1口に選ぶだけでもOKです。
② 夜遅い時間の食べ過ぎを避ける
仕事や家事で夕食が遅くなることもあるかと思いますが、夜遅い時間の食べ過ぎは糖化を進める原因の1つです。
夜は活動量が少なくなるため、摂取したエネルギーを消費しにくくなります。エネルギーが余ると糖化も進み、内臓脂肪の蓄積にも繋がってしまいます。
理想は、就寝の2~3時間前までに夕食を済ませること。
難しい場合は、
・夕方におにぎりやサンドイッチなど捕食を食べて夜は軽めにする
・煮物やスープなど消化の良いものを選ぶ
・お菓子や甘い飲み物は控える
このような工夫がおすすめです。
③ 「蒸す」「煮る」調理法を増やす
調理方法も、体の焦げに影響しています。食品を高温で揚げたり、焼いたりすると、AGEs(終末糖化産物)と呼ばれる物質が増えやすくなります。
このAGEsが蓄積すると血管が硬くなって弾力を失いやすくなったり、肌のしわやたるみの原因になります。
調理法は高温調理を減らして
・煮物
・蒸し料理
・スープ の調理法を増やすことで老化のスピードを遅らせることができます。
焼く・揚げる食べ物を全く食べないのではなく、バランスが大切です。
小さな積み重ねが老化予防に
体のサビや焦げは、年齢だけで決まるものではありません。日々の食事や生活習慣の積み重ねが大きく影響します。野菜から食べる、夜遅い時間の食事を控える、蒸す・煮る調理法を取り入れる、どれも今日から始められることばかりです。自分の体を労るためにまずはできることを1つ取り入れてみてくださいね。
【参考】
vol.139 老化の原因「糖化」を防止しよう - オムロン ヘルスケア(オムロンヘルスケア)
ライター/浅野いずみ
行政管理栄養士として保育園や老人ホーム等の施設衛生・栄養管理の指導に従事。その後フリーランスとして特定保健指導やダイエットプランナーとして個人の栄養や健康をサポートしている。食材の持つ力や組み合わせ、効果的な調理法についてのテーマを中心に、食べることが楽しくなるような執筆を心掛けている。
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