「最近なんだか顔色が暗い」肌の透明感を保つために引き算したい食べ物5選|管理栄養士が解説

「最近なんだか顔色が暗い」肌の透明感を保つために引き算したい食べ物5選|管理栄養士が解説
Adobe Stock
氷室えり
氷室えり
2026-06-13

鏡をのぞいたとき、「最近なんだか顔色が暗い」「疲れて見える気がする」そんな違和感を覚えたことはありませんか。そのサインは、肌の透明感が低下している“くすみ”が進んでいる証かもしれません。くすみは年齢だけでなく、乾燥や血行不良、生活習慣の乱れなど、日々の積み重ねによって生じるものです。放っておくと肌全体の印象まで左右してしまいます。美しい肌を保つためには、スキンケアだけでなく「食べるもの」も重要な要素です。ここでは、くすみ肌の原因とNG食べ物5選を紹介します。

Google Newsでヨガジャーナルの記事が見つけやすくなります

Googleに登録する
広告

くすみ肌の主な原因とは?

血行・代謝の低下によるくすみ

冷え性や運動不足、長時間のデスクワークなどで血流の流れが滞ると、酸素や栄養が肌細胞に届きにくくなるため、顔色が暗く見えるようになります。
また、睡眠不足やストレスによって自律神経が乱れると、血流が悪くなり廃物が排出されにくくなるため、肌がどんよりとした印象になるといわれています。
代謝が低下すると肌のターンオーバーが遅れ、古い角質が残ってくすみが定着します。特に首や肩のこりは顔の血流を妨げるため、意識的にほぐすことが大切です。 

酸化・糖化によるくすみ

紫外線や喫煙、ストレスなどで発生する活性酸素は肌を酸化させ、肌の細胞膜や皮脂を酸化させます。これがいわゆる「肌のサビ」で、黄ぐすみや乾燥を引き起こす原因になります。

さらに、過剰な糖分摂取によって起こる糖化反応では、余分な糖がタンパク質と結びつき、AGEs(終末糖化産物)という老化物質を生成します。AGEsが蓄積すると、肌や血管、臓器の機能を低下させ 肌の弾力を失わせて老けた印象の原因となります。酸化と糖化は相互に影響し合い、肌老化を加速させるため、食生活と生活習慣の両面からのケアが必要です。 

乾燥・バリア機能の低下によるくすみ

肌の水分が不足すると角質が厚くなり、光の反射が鈍くなって肌が灰色がかった印象になります。乾燥は外的要因(紫外線・エアコン・季節の変化)だけでなく、睡眠不足や栄養不足によっても悪化します。

また、肌のバリア機能が低下すると、外部刺激に敏感になり炎症が起こりやすくなります。これが慢性的に続くとターンオーバーが乱れ、くすみが定着します。 特に冬場や長時間の冷暖房環境では、角質層の水分保持力が低下しやすいため、保湿ケアと水分補給の両方が欠かせません。 

くすみ肌を加速させるNG食べ物5選

糖化を進める甘い食品

ケーキやドーナツ、清涼飲料水などの白砂糖を多く含む食品は、体内で糖化反応を起こし「AGEs(終末糖化産物)」を生成し、黄ぐすみやハリの低下を引き起こします。
はちみつや果物の自然な甘み
を活用しましょう。

スイーツ
Adobe Stock

酸化を促す油・加工肉類

ポテトチップスやフライドチキンなどの揚げ物、ベーコンやソーセージなどの加工肉は、酸化した脂質や添加物を多く含みます。
これらは活性酸素を増やし、肌細胞を傷つけてくすみを悪化させるため、「蒸す・焼く」調理法に変更したり、タンパク質は鶏むね肉や魚、大豆製品を中心に摂るようにしましょう。

ジャンクフード
Adobe Stock

血行を悪化させる塩分・カフェイン

スタント食品やスナック類の過剰な塩分はむくみを招き、血流を滞らせます。さらにカフェインの摂りすぎは血管を収縮させ、肌の酸素供給を妨げます。
そのため、減塩調味料や出汁で味を整え、コーヒーは1日2杯までにし、ハーブティーや麦茶を取り入れましょう。

インスタント食品
Adobe Stock

代謝を乱すアルコール

過剰な飲酒は肝臓に負担をかけ、老廃物の代謝を滞らせます。利尿作用で水分が失われ、乾燥くすみを引き起こすこともあります。
飲酒後は水分補給を忘れずに、週に数日は休肝日を作りましょう。

アルコール
Adobe Stock

 栄養が乏しい精製炭水化物

白米や白パンなどの精製炭水化物は血糖値を急上昇させ、糖化を進めます。ビタミンやミネラルが少ないため、肌の代謝に必要な栄養が不足します。
玄米や全粒粉パンなど、未精製の穀物を選びましょう。

炭水化物
photo by adobe stock

くすみを防ぐ栄養素を意識的に摂取して

 NG食材を避けることも大切ですが、肌の透明感を取り戻すためにはくすみを防ぐ栄養素を意識することが大切です。
くすみを防ぐ栄養素

  • ビタミンC: 柑橘類、ブロッコリー、キウイなど
  • ビタミンE: アーモンド、アボカド、オリーブオイルなど
  • ポリフェノール: ブルーベリー、緑茶、赤ワイン(適量)など
  • 鉄分・亜鉛: レバー、牡蠣、豆類など

これらをバランスよく摂ることで血行が改善し、肌のトーンが明るくなります。

まとめ

くすみ肌は、年齢だけでなく日々の生活習慣や食事の積み重ねによって少しずつ進行します。糖分・脂質・塩分・アルコールの摂りすぎは、くすみ肌の加速させてしまいます。
しかし、食習慣を見直し、くすみを防ぐビタミンC・Eなどの栄養素を意識的に取り入れ、適度な運動・入浴・質の良い睡眠で血流と代謝を整えることで、肌は本来の透明感を取り戻すことができます。

 

〈参考文献〉
日本スキンケア協会:https://www.skincare.or.jp/wp/skincare/kusumi/
「日本人の食事摂取基準」(2025年版)
日本食品標準成分表2020年版(八訂)

Google Newsでヨガジャーナルの記事が見つけやすくなります

Googleに登録する
広告

RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

スイーツ
ジャンクフード
インスタント食品
アルコール
炭水化物