呼吸するとき肩と首が動く人は呼吸が浅い→深い呼吸をマスターするための基本トレ「寝たまま腹式呼吸」
呼吸を行う際に働く筋肉の一つ「横隔膜(おうかくまく)」。横隔膜が上下し、肺が膨らんだり縮んだりすることで、呼吸が行われます。そんな横隔膜が固くなると、首や肩まわりの筋肉を使って呼吸をすることになってしまいます。こちらの記事では、動きにくくなった横隔膜をほぐす、腹式呼吸法をご紹介します。
呼吸は「横隔膜」の運動で行う
横隔膜は、胸とおなかの境いめにあるドーム状の薄い筋肉で、呼吸を行う際に欠かせないものです。息を吸うと、横隔膜は下がり、肋骨を押し上げて胸腔内の圧力を下げ、肺が広がって空気が入ります。反対に、息を吐くと、横隔膜は元のドーム状の形に戻り、空気を押し出します。このように、わたし達は横隔膜を上下に動かすことで、酸素を取り入れたり、二酸化炭素を排出したりしています。
横隔膜をしっかり動かすことが大切
横隔膜がしっかりと上下運動をすると、腹腔内の圧力が高まり、背骨や体幹が安定します。他にも、腹腔内の内臓を程よく刺激するので、内臓の動きが促されたり、血液やリンパの流れを促すことにもつながります。
横隔膜の動きが悪いと首や肩を使った呼吸になる
横隔膜が動きにくくなると、首や肩、胸の筋肉を使った浅い呼吸になってしまいます。呼吸のたびに肩がすくんでしまう人は、浅い呼吸が習慣化しているかもしれません。そのまま続けると、首こりや肩こりの原因になることもあります。
横隔膜の動きが悪い人の共通点
日常生活でスマホ操作やパソコン作業の時間が長い人は、背中が丸くなりやすく、横隔膜の動きが悪くなっています。また、ストレスを感じやすい人も、呼吸が浅くなりがちで、横隔膜が固くなりがちです。
横隔膜の動きをサポートする「肋骨」
横隔膜の動きをスムーズにするために意識をしたいのが、「肋骨」の動きです。横隔膜は、肋骨の内側についているため、肋骨が動きにくくなると、横隔膜の上下運動がしにくくなってしまいます。
横隔膜の動きをチェックする方法
背筋を伸ばし、肋骨の下の方を軽くつかむように両手をあててください。息を吸ったときに、肋骨の下側が前後左右に広がっていれば、横隔膜が動いている証拠。肋骨が動いたかわからない、呼吸時に肩が上がってしまうという人は、横隔膜が固くなっている可能性があります。
寝たまま行う「横隔膜を動かす腹式呼吸」
①仰向けに寝て、両ひざを立てます。きちんと横隔膜が動いているか確認するため、お腹に手をあててください。
②鼻から息を吸いお腹を膨らませます。この際に、肩が上がっていないか確認しましょう。肋骨が、前後左右に広がっていればOKです。
③口から息をゆっくりと吐き、お腹を凹ませます。肋骨が下がり、内側に締まっていくイメージで行ってください。
④①〜③の呼吸を3分ほど繰り返しましょう。呼吸が深まり、気持ちもリラックスできます。
動きを動画で確認したい人はこちら
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