花粉症を予防する!朝の「味噌汁」にプラスするべき食材とは?|管理栄養士が解説

花粉症を予防する!朝の「味噌汁」にプラスするべき食材とは?|管理栄養士が解説
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少しずつ日が長くなり温かくなってきたと思ったら、なんだか鼻がムズムズ、目が痒いといった、花粉症の症状が出始めて辛いという人も多いのではないでしょうか。薬での対症療法ももちろん有効ですが、生活習慣や食事を見直して自律神経を整えることで、症状を緩和したり、予防することができたら良いですよね。そこで今回は、食事の中でも身近なお味噌汁にプラスすると良いおすすめ食材をご紹介していきます。

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花粉症の原因

花粉という問題のない異物に対して、体が害になるものだと過剰に反応してしまい、くしゃみや鼻水などで異物を体外に追い出そうとする症状が現れます。個人差はありますが、数年から数十年かけて花粉を繰り返し浴び、花粉に対する抗体の量が長年蓄積されて一定量を超えると、花粉症としての症状が出現するようになります。

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自律神経を整えて、免疫をコントロール

3月は、三寒四温という言葉があるとおり、温かくなったり寒くなったりを繰り返す時期です。同じように、体の免疫機能のバランスをコントロールしている自律神経も、『交感神経』から『副交感神経』優位へと移り変わる季節でもあります。花粉症などのアレルギー対策には、副交感神経が適度に優位になった状態が理想的です。

副交感神経を優位にするには?

自律神経は、自分の意思でコントロールすることは難しいですが、行動を通して間接的にコントロールすることは可能です。

・いつもより30分早く寝る
・お風呂でゆっくり湯船に浸かる
・深呼吸をする
・食べ物を良く噛む
・散歩をする 
といった、普段の生活習慣を見直し、ゆったりとした時間やリラックスタイムを増やすことで、副交感神経が優位な状態になります。これに加え、食事面での効果もプラスして、自律神経をより整えていきます。

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いつものお味噌汁にプラス 自律神経を整える食材

自律神経を整えるために有効なのが、神経機能の維持や疲労回復効果が期待できるビタミンB群や、副交感神経を優位にしてリラックス効果があるマグネシウム、心身の興奮を落ち着かせたりストレス軽減作用のあるGABAといった成分を補給することです。味噌をはじめとする発酵食品には、GABAが豊富に含まれていますので、お味噌汁を毎日の習慣にできると良いですね。

《味噌汁に入れると良い食材》

貝類(あさり、しじみ、はまぐり、ほたて)

貝類には共通してマグネシウムが豊富に含まれています。また、ビタミンB群も入っていて、お味噌汁と味の相性がとても良い食材です。殻付きのものでなくても、手軽なあさりやほたての水煮缶なら保存も効きます。春が旬のしじみやはまぐりは風味が良く、リラックス効果も期待できるでしょう。

大豆製品

大豆や豆腐、厚揚げ、油揚げ、高野豆腐にはマグネシウムが豊富に含まれています。とくにおすすめなのが高野豆腐。ストレス時に不足しがちな鉄分、亜鉛なども多く含まれています。汁物用に小さくカットされたものですと保存も効いて使う分だけ加えられて便利なので、ぜひ常備してほしい食材です。

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まとめ

花粉症などのアレルギー対策には、普段の生活を振り返り、自律神経を整えて副交感神経を適度に優位な状態にしていくことが大切です。今回ご紹介したお味噌汁を毎日の食事に取り入れて、症状の緩和や予防をしていきましょう。

《参考文献》
・1週間に1つずつ体がバテない食薬習慣/大久保愛
・花粉症予防行動に関する普及啓発について/厚生労働省 

《ライター》やなぎかおり
特別養護老人ホームで大量調理や栄養士業務を経験。働きながら管理栄養士の資格を取得。その後、中学校給食センターにて献立作成、給食管理、食育授業に携わる。結婚、出産を経て、ヘルスケア栄養指導士の資格を取得。子育てをしながら栄養に関する記事執筆を行っている。

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