血管年齢が10歳老ける人の共通点。医師が見た『見た目は若くても血管がボロボロ』な人の特徴

血管年齢が10歳老ける人の共通点。医師が見た『見た目は若くても血管がボロボロ』な人の特徴
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甲斐沼 孟
甲斐沼 孟
2026-02-18

「え、まだ40代ですよね?」―見た目は若い。肌ツヤもいい。運動もそこそこしている。それなのに検査をしてみると、血管年齢は実年齢+10歳以上。医療の現場では、正直このパターン、珍しくありません。そして本人がいちばん驚きます。「なんで自分が?」と。血管は、顔と違ってごまかしが一切きかない臓器。だからこそ、医師の立場から見えてくる「血管だけが異様に老ける人」の共通点を医師が解説します。

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見た目と血管は別物。血管は“生活の履歴書”

まず大前提として、血管年齢は若作りでは若返りません。

血管は、
・何を食べてきたか
・どういうストレスを受けてきたか
・どんな生活リズムだったか
その全部の履歴を正直に反映します。

【よくあるケース】46歳・男性
見た目は30代後半。ジム通いもしている。でも血管検査では、動脈硬化が進行。
☑︎ 睡眠不足
☑︎ 外食中心
☑︎ 慢性的なストレス
原因を辿ると運動だけでは、血管は守れなかった例です。

血管は「一部だけ頑張る」生活が苦手。トータルバランスを容赦なく評価します。

血管年齢が一気に老ける人に共通する5つの特徴

では、具体的にどんな人が危ないのか。現場でよく重なるポイントを挙げます。

① 食後すぐ眠くなるのが当たり前

これは隠れ高血糖のサイン。血糖の乱高下は、血管の内側を毎日こすり続けます。

② 血圧が「境界域」で放置されている

130台だからセーフ、と思っている人。10年後、確実に差がつきます。

③ ストレス耐性が高い“つもり”

自覚がない人ほど要注意。慢性的なストレスは、血管をギュッと縮め続けます。

④ 睡眠時間は短くても大丈夫と思っている

血管は、寝ている間に修復されます。削りっぱなしで回復時間がない状態です。

⑤ お酒・甘い物が“毎日のご褒美”

少量でも、毎日続くと血管には確実に効きます(悪い意味で)。

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【実例】43歳・女性
肌も若く、体型もスリム。でも血管年齢は55歳相当。
原因は、「仕事後の甘い物+夜更かし」が10年以上続いていたこと。

血管は裏切らない。でも、立て直しも早い

救いがあるとすれば、血管は改善が見えやすい臓器だということ。

  • 血圧が下がる
  • 血糖の波が穏やかになる
  • 睡眠が整う

これだけでも、血管年齢はちゃんと若返ります。

【実例】50歳・男性
血管年齢60代と言われショック。食後の散歩、減塩、睡眠時間の確保を半年。
再検査で血管年齢−7歳。

高価なサプリより、
派手な運動より、
血管は「地味な習慣」に一番素直です。

まとめ

見た目が若くても、血管は別会計。
血管年齢が老ける人には、血糖・血圧・睡眠・ストレスといった「生活のクセ」がしっかり刻まれています。

血管は文句を言いません。
痛みも、音も出さず、ある日突然イベント(心筋梗塞・脳梗塞)で教えてくる。だからこそ、今、数字で気づけた人はラッキーです。

血管は、裏切らないけれど、ちゃんと手をかければ、ちゃんと応えてくれる。年齢より大事なのは、今日からの扱い方です。

今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。

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