腰がつらい人は股関節が硬い。前屈しやすくなって腰もラクになる股関節ストレッチ
腰の痛みやだるさ、実は股関節の硬さが原因かも? デスクワークや長時間の立ち仕事で、腰がつらいと感じていませんか?マッサージをしても一時的にしかラクにならない…そんな方は、股関節の硬さが原因かもしれません。股関節と腰は密接に連動しており、股関節の可動域が狭いと、本来股関節が担うべき動きを腰が代償してしまいます。今回は、寝たままできる効果を実感した、腰の負担を軽減する股関節ストレッチをご紹介します。
股関節の硬さが腰痛を引き起こすメカニズム
股関節は体の中で最も可動域が大きい関節のひとつで、前屈や歩行など日常のあらゆる動作に関わっています。しかし、長時間同じ姿勢が続くと股関節まわりの筋肉が硬くなり、可動域が狭くなります。すると、前屈や物を拾う動作のとき、股関節ではなく腰を曲げて動くようになり、腰への負担が増加。この状態が続くと、慢性的な腰痛や腰のだるさにつながってしまうのです。
寝たままできるストレッチで腰に負担をかけずにほぐす
腰が痛いときに無理な姿勢でストレッチをすると、かえって症状を悪化させることがあります。仰向けで行うストレッチなら、腰への負担を最小限に抑えながら股関節をやさしくほぐせます。腰の重さをリセットしつつ、股関節の柔軟性を高められるのでおすすめです。
片脚のガス抜きポーズで股関節をじんわりほぐす
片脚のガス抜きポーズは、仰向けで片膝を胸に抱え込むシンプルなストレッチです。股関節やお尻の筋肉をやさしくほぐしながら、腰まわりの緊張も緩和できます。膝を外側に開くバリエーションを加えることで、内ももや股関節の付け根までアプローチでき、前屈がスムーズになる効果も期待できます。
片脚のガス抜きポーズのやり方
1. 仰向けになり両膝を立てる。片膝を両手で抱え込み、胸に引き寄せる。反対の脚は床に伸ばすか、つらければ膝を立てたままでもOK。
2. 抱えた膝を軽く左右に揺らしながら、股関節まわりをほぐす。深い呼吸を続けながら30秒〜1分キープ。余裕があれば、抱えた膝を外側に開き、内ももや股関節の付け根の伸びを感じる。
3. ゆっくりと脚を戻し、反対側も同様に行う。左右それぞれ1〜2セット繰り返す。
効果を高めるためのポイント
膝を胸に引き寄せるとき、腰が床から浮かないよう意識しましょう。腰を床につけたまま行うことで、腰への負担を軽減できます。呼吸は止めずに、吐く息で少しずつ膝を胸に近づけるイメージで行うと効果的です。膝を外側に開くときは、肘で膝を抱え込み脇の下に近づけると、股関節の外側や骨盤底筋群にまでアプローチできます。朝起きたときや寝る前に行うと、腰の重さがリセットされて一日を快適に過ごせます。
記事監修/飯塚淳子
14年にわたりヨガ講師として活動中。現在は自身の対面クラスを主宰し、自身も子育てをしながら活動しており、忙しい毎日を送る方に寄り添った指導が持ち味。また、ジャーナリングとは一線を画す体系的な「書く瞑想 MAE Y method」のファシリテーターとしてオンラインでの活動も始める。ヨガと書く瞑想で、内側から穏やかになる時間を提供している。HP:Genial yoga、Instagram:@zunko_i
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