二の腕と背中のぜい肉を同時に引き締める!腕をふるだけ「上げ×寄せエクサ」
上半身の悩みといえば、二の腕のたるみ。そして下着からはみ出る背中や脇の下のたるんだお肉。この両方を同時に引き締められるエクササイズがあります。
ハミ肉に悩んでない?
下着の上や下からはみ出るたるんだお肉に悩んでいませんか? 40代から60代の女性の多くが悩む上半身のたるみは、加齢に伴う筋量低下や姿勢の崩れが主な原因です。
特に気になりやすい筋肉のたるみの原因を解説していきます。
1)上腕三頭筋
上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)は通称二の腕。Tシャツの袖からたるんと出たお肉はこの上腕三頭筋のたるみ。上腕三頭筋は、日常生活では使われにくく、意識していないと衰えやすい部位。
2)前鋸筋
下着からはみ出るお肉の原因は、前鋸筋(ぜんきょきん)の筋力低下。肩甲骨の動きの安定にもつながっています。腕立て伏せで体を支えるのがつらくなってきた、と感じるかたはこの前鋸筋が弱っている証拠かもしれません。
3)広背筋
広背筋(こうはいきん)は、背中に大きく広がる筋肉。背中の筋肉とはいえ腕の骨につながっているため、腕を上げる、前に伸ばすなどの動きにも影響があります。
これらの筋肉は、肩甲骨を安定させ、腕の動きを支え、背中のラインを整える役割を担っています。しかしデスクワークや家事による前かがみ姿勢が続くことで、筋の働きが低下し、肩が内巻きになり、シルエットが崩れやすくなります。
ハミ肉は放置するな!その理由とは?
上半身がたるむと、単に見た目に影響するだけではありません。まず、筋肉が衰えることで姿勢が悪くなり、呼吸が浅くなったり、肩こりや首の緊張が慢性化しやすくなります。
特に前鋸筋と広背筋は肩甲骨の位置を安定させる重要な筋肉で、これらが弱ると肩甲骨が外側へ開いたまま固定され、さらに猫背を助長します。また、上腕三頭筋の低下は二の腕のたるみだけでなく、腕の可動域を狭め、日常動作が疲れやすくなる原因にもなります。
40代以降こそ、上半身の筋肉を整えることで姿勢が若々しくなり、肩こりや疲れの軽減にもつながります。見た目だけでなく、身体全体の機能性を保つためにも、これらの筋群を意識的に使う習慣を身につけることが大切です。
気になる上半身をまとめて引き締めエクササイズ
たるんだ二の腕、下着からはみ出る背中や脇下のたるんだお肉をまとめて引き締めるエクササイズをやってきましょう!
1)正座やあぐらなどで楽に座る(背筋が伸ばせる座り方を推奨)
2)腕を後ろに引き、手首を90度に曲げる
3)指先を下に向けて、手のひらを後ろの人に見せるようにする
4)肩の力を抜いて、腕を開くー閉じるを繰り返す
10~20回を目安に行ってみましょう。首・肩回りが力まないように注意しながら行いましょう。
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